散財日記 2022-07

7月2日

競馬と株に加えて、得意の散財も不調に終わった6月だったが、大好きな夏が梅雨明けと共にやってきた。

7月といえば、世の中はセールで浮き足立つ時期だ。

当社の商業施設も1月と並ぶ書き入れ時だが、服というのは、店頭に並んだ瞬間から減価償却が始まって、セールは残存簿価という適正価格で売られるだけだから、おトクでもなんでもないじゃんと思う天邪鬼なわたしには、散財が抑制される寂しい期間だ。

しかし今年に限っては珍しく、もしセールまで売れ残っているならば、必ず買おうと思ってた商品があった。

髙橋リタ様とTheory Luxeコラボ商品、シルクウールのAラインスカート。

かつてはオフィス服として一世を風靡したTheoryも、今や中身がUNIQLOになってしまい「デザインに何の面白みがない割に、微妙に値付けが高い、全く食指の動かないブランド」に成り下がった。しかし、リタ様のデザインとなれば話は別だ。しかもシルクウールは、3シーズン使えるとても便利な素材なのである。

リタ様のコアすぎるファンのわたしは、このスカートが発売になった瞬間、お腹の切り返しといい、真ん中に伸びる縦の縫い目といい、これはリタ本に掲載されてたMARNIスカートのオマージュだ!とピンときてしまった。


わざわざデザインを パクる 参考にするほどの商品ならば、よほどの銘品ジェネリックなのだろう。でもプロパーでTheoryねえ…とか思い巡らしてたら、激務の6月に突入したので、イチかバチかで7月まで待つことに決めた。売り切れになってしまったらそれまでのことだ。

そして今朝。サイトを確認したらオンラインは売り切れになってたけど、6月の激務のご褒美とばかりに、日本橋三越にしっかり在庫が残ってるではないか。わーい、わたしの大勝利!!

しかも、料理教室が終わったその足で三越に向かったら、欲しいサイズがなにげに全色揃っていた。買おうとしていた黒だけでなく、赤とベージュも素敵だったので、黒と赤の両方買った。

セールだから、2枚目は実質タダのようなものなのだ。セール、意外とおトクだな(ちょろい