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私と川柳

 川柳との関係であるが、めちゃくちゃに深いというわけではない。機会があれば詠む、という程度のもの。

 今は note がもっとも川柳を詠み、また他人のものを読む機会をくれる。川柳企画がしばしば行われるからだ。手軽に参加できる企画ならば、基本的には参加する。
 企画者さんはていねいなコメントをつけてくださる方がほとんどなので、恐縮する。

 本当は合評会のようなことが好きなのだが、そこまでのやりとりをする機会はない。だから互いに川柳の意味を誤解していることもあるかもしれない。
 たとえば私の

 右隣左隣も雪をかき

 なんていうのは、北国に住んでいないとわかりにくいのではないか(自分の家ばかりがまだ雪かきをしていないというプレッシャーを詠んだ)。


 ああ、川柳との関係といえば、川柳を詠む人に頼んで、いっしょに即興のステージに立ったことがあったっけ。向こうは川柳を詠む、私はそれを踏まえて一人芝居をする。それを踏まえて川柳を詠む…これを繰り返したのである。川柳もまた即興であったから、詠むほうも大変であっただろう。


 俳句、短歌、都々逸などなんでもやる私は、そこまで「川柳をしています」と言えはしない。どちらかというと心は短歌や都々逸に寄っている。
 それでも平均的な人よりは、川柳に触れ楽しむことの多いほうの人生を送っているではあろう。


#私と川柳

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