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2021年4月07日の近況報告 感情論を抜きにしたDQN(ドキュン)ネーム(キラキラネーム)の明確な弊害

 DQNネーム(キラキラネームと言う名前が一般的か?)には明確な問題、それも感情的なモノではなくもっと実務的な問題がある。


 例えば意識不明で病院に運ばれた時に名前の確認ができなくなったらどうする?
 周りに家族がいれば確認もできなくはないがいついかなる時でも、とは限らない。スマホだっていつも持ってるとは言えず、たまたま家に置き忘れる位の事はあるだろう。

 病状の内容によっては、それこそ脳梗塞のような文字通り「1分1秒が生死を分ける」医療現場において、そこで無駄な足踏みを強いるのは大きなマイナスだ。
 最悪DQNネームに殺される、なんてことも比喩ではなく十分起こりうる話だ。


 他にも事務手続きにおいても大きく不利だ。非常識なルビだったり難解な漢字を使った名前だったりすると「本当は間違いなのでは?」というのを判別することはできない。

 それによる書類内容の不備が起こることもありうる話で、修正するのも手続きをする側もされる側も超絶にめんどくさい事になる。


 例えばエヴァンゲリオンにドハマリした親が、息子の名前を「『薫』と書いて『カヲル』と読ませる」ように戸籍に登録したら「ヲ」表記を書き間違いだと思って「カオル」って勝手に直していくら書いても名前が違ってて認証されない。
 っていう事態が今では十分起こりうる話だ。

 実際、似たような事例は現実に起きていて、カヲル君ではないが読みに「を」を使っている人はいる。「を」か「お」で相当苦労しただろう。


 なのでDQNネームは学校でいじめられるとか、就活の面接で不利になるとか、そういう感情的な問題を抜きにしても実務的な点において大きなハンディキャップを背負うことになる。

 親が愚かなせいで子供に余計な苦労をかけさせることになるので子供には常識的な名前を付けてください。まぁその問題になる親はこんな文章読まないだろうが……。


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