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高齢処女を卒業してから考え直した「女としての自分」~腐女子編~

昨日胃のグラビア撮影をしてきました。(バリウムレントゲン検査)

さて、高齢処女卒業後の気づき等を引き続きつづっていきます。
上記記事にて、見た目から女になっていこうと決意したら「(男に見られることを前提に)女である努力をすることに喜びを見出した」という意識改革が起こった旨を書き綴りました。
それと同時に、私の趣味にも変化が生じた話をしていきます。

■18年物の腐女子がぱったりとBLを見なくなった

小学6年生の時に読んだガンダムWのBLアンソロがきっかけとなり、腐女子道を転げ落ちていった私。
古本屋のアンソロコーナーで見たオークラ出版のBL本で見事腐女子になった」という経歴は、昭和末期生まれごろの腐女子にはあるあるだと思います。
そして、それから大体30歳くらいまで同人活動をしていて、時に同人誌を頒布したりするようなこともありました。勿論、全てBL(しかも二次創作)で。

いよいよ20歳を過ぎると性行為への好奇心が高まって、処女の癖にR18のBL小説作品を書きまくるという面白い現象も起こっていました。
アナルはおろか女性器だって使ったことがないのに、これまでにあらゆるBLエロ作品を読んでいて、耳年増になってたんですね。
でも、そんなことは構わない。自分のことはどうでもいい。
推し(攻)と推し(受)がエッチなことをしていると私が楽しい。
ただそれだけでいいのだ。
という思いのまま同人活動を続けていました。前向きでいいですよね。

ただ単に文字を書くのが好きだったということもあるかもしれませんが、自分なりになかなか気合の入った同人活動をしていて、最終的には20万字くらいの二次創作BL小説を書きあげています。
人生で最も努力した瞬間と言っていいですね。

そんなレベルで下心を込めて打ち込んでいたBL同人活動でしたが、処女を卒業して男遊びをするようになってから、ぱったりとBL同人を見なくなりました。自分でもびっくりなくらい、BLに興味がなくなったのです。

■BLというか、ただ男が好きなだけ説(重ねて女嫌い説もあり)

引き続きオタクではあるので、アニメゲームに関心があるのは今も変わりません。
とはいえ、ことBLについてはマジで興味がなくなっており、過去の自分の作品を見直して「何をどうすればこの作品を書くという気持ちになったのか…?」と、我が事ながら疑問に思いさえしていますw

こうなってしまった原因として、やっぱりターニングポイントは「私自身が男遊びをするようになった」というところしか思い当たる部分がないので、そこを起点にして冷静に考えてみました。
そうすると、もう答えは出たようなもので、「もしかして私はBLが好きなだけではなく、単純に男が好きだった…?」という核心に、容易く至るわけです。

さらにもっと深く考えると、多分サエないしモテない陰キャだった学生時代の私は、「モテたい!男遊びしたい!」という欲望をBLにぶつけていた可能性があり、なおかつスケベなことにも興味津々だったのを、BLの受けにぶつけていたのかもしれませんね。

エロイことが好きなら少女コミックとかの過激な少女漫画読んだらいいんじゃないの?というところもあるのでしょうけど…
モテない私は、モテる女子に強く深い嫉妬心があったので、少女漫画では嫉妬心が邪魔して没入できなかったのかもしれませんw

また、中学生時代は女子同士の関係でいろいろあってしまったがために、女という存在そのものが苦手になってしまっていたので、そこから少女漫画を読む気になれないというのもあるかもですね。

だから、男しか出ないBLが好きだったし、
好きな男がエロいことをしているBLが好きだったのかも。
受けの男も可愛いけれど、男だから嫉妬心なく見れていたのかも。
多少は受けに願望を反映させちゃうけど、でもコイツは男だからノーカン…等々と考えて、自分のちょっとみじめな状況や、女子に対する苦手意識や嫉妬心を見ないふりをするために、敢えてBL畑で育ってきたのかもしれないな、と思い至りました。
もちろん、これは私がそうである、というだけで、全ての人がそうだと言っているわけではありません。

そして、処女を卒業した後、自分もまぎれもなく女である意識に芽生え、ある程度おしゃれしてそれなりの見かけになってからは、過去の自分に対して何か吹っ切れた感じはありました。
そうやって自分の心に素直になり、処女喪失後も散々性の悦びに目覚めて楽しんでいた結果、「自分の願望として作品に反映してきたエロいことは、全て自分の身で実現可能」と分かってしまったために、BLで描写する必要がなくなった、というのが大きいかもしれないです(笑)

ちなみにですが、もちろん受けキャラも攻めキャラも好きだから、そのキャラ愛を腐女子なりに表現したかった、というのが同人活動の原動力であることは申し添えておきます。
受けも攻めも愛せなきゃ、さすがに性的欲求だけで20万字も書かないのでw

■強いていえばただの夢女になった

ということで、私にとってBLでの創作活動は、キャラ愛を表現するという目的はあるものの、「自分の性的欲求を発散させる」という要素を含むものでした。
そして、自分自身がその願望を実現させるようになってからは、BLを欲求を発散させるツールとして使わなくてよくなったので、BLには触れなくなった、という感じです。

受けキャラも攻めキャラもどっちも好きなことには変わらないけど、どちらかというと攻めキャラにハマる傾向にあり、受けキャラに攻めキャラの愛情を注いでいくことで、自己の欲求を満足させていた…ということです。

で、そんなふうに自分の腐女子歴を思い返しつつ。
最近は「龍が如く7」の「趙天佑」というキャラクターにドはまりしており、「趙天佑とTinderを通じて横浜で出会いてぇ~~~~」と友人達にひたすら伝えるためのプレゼン資料等を作ったりしていました。

多分、自分の奔放な性遍歴を経て、BL女から夢女にジョブチェンジしたんだと思います。

オタク根性は抜けないんだけど、推しがいるということはいいことですね。
趙天佑のBLは見ていませんし、同担拒否状態ですが、いいことですね(過激派)

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