【クリア後感想】Horizon Forbidden West【ネタバレなし】

総評

「Horizon Forbidden West」クリアした！
退屈な時間は一切なく、楽しい時間だけを提供してくれたわ。
前作からの良さを残しつつ、オープンワールドにおける利便性を追求して、改善に努めていてくれてストレスが一切ない作品でした。
また、前作とは違うテーマ性も非常に見応えがあり最後まで夢中でプレイできました。

感想

今作はGuerrilla Games開発の、ホライゾンシリーズの2作目。
Guerrilla Games自体は「KILLZONE」シリーズで信頼と実績を勝ち取ったメーカー。
完全新作IPとして生まれたのが前作の「Horizon Zero Dawn」
これが非常に素晴らしくて、ゾイド狩りゲーという今までなかった着眼点、あとモンハンとはまた違う形で部位破壊表現もあり、めっちゃ面白かったんだよね。
ストーリーも何者でもない主人公が何者なのかを探し、そして周りから何者であるかを定義されるサクセスストーリーで非常に面白かったよね。

DLCも挟んで、満を持して発売された今作。
荒廃した未来のアメリカを舞台にしてる作品で、民族主義が主流で、非常に好戦的な部族が多い西部を舞台にストーリーが展開されます。
主人公であるアーロイが何者かを前作で描ききったので、今作では他者との関わりをテーマに展開されるのも非常に良かったね。
未知の部族との交流というのも毎回フレッシュ。
民族が違えば思想もかわる、土地によって取得できる物資も違うので服装や文化のちがいも非常に楽しい。
次に出会う部族はどんな部族だ！？ってもう夢中よ！
サブイベントは非常にどれも凝っていてやりごたえがあってメインストーリーでも遜色が無いものしかない！メイン放置で寄り道ばっかりしてしまったよ。
ストーリーに関してだけど制作のタイミングもあるけど"分断"というものが世界に大きく影響を及ぼしたときに制作されていたから強く反映されてる作品になっていたよね。
個人的には、Guerrilla Gamesが開発エンジンをプレゼントしたコジマプロダクション開発の「デスストランディング」にも親しいテーマだったし、随所で「デスストランディング」でみたテクスチャまわりもあり、兄弟まではいかないけれど親戚作品として成り立っててグッとキてしまったよね。

ゲーム性に関しては、あまり大きく変更された点はない。
ただ、フィールド探索や戦闘の幅がより広がる改良が徹底的に行われてる。
フィールド探索においては、「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」をあきらかに模倣して改良されているツール周りも非常に多い。
ストーリーを進めるとできることが増えていくのもゼルダの伝説シリーズを思い出してしまうよね。
謎解きも増えてたしオープンワールドの参考事例として強く引用されている印象だったね。
戦闘に関しては必殺技、あと新しい武器種が増えたので戦い方の幅が広がったよね。ただ、個人的にはもう少し罠とかのほうを充実させてほしかったなって気持ちはある。
あとは武器に関するチュートリアルが少なくて、クリアしたけど武器の使い方がわからないやつが存在してたりする。
あと前作やってるのもあって機械のギミックが同じやつも結構いるからもっと切り離す属性とかモーションをもっと明確に切り分けても良かったんじゃないかなと言う印象。
エコーシェルので爆発するやつが最強じゃなくなったけど純粋に強化された矢が強い状態になってしまっていたしね。

後特筆すべきはグラフィックの素晴らしさだね。
ムービーは息を呑むようなリアリティ表現。自分がプレイするタイミングでもその臨場感をもったまま探索ができる嬉しさ。
まばゆいばかりに青々とした木々、そしてきらめく水面。
どれをとっても見惚れるのよ。
不意に夜になって上を見上げれば満天の星空に心奪われるのよ。
どのタイミングをきりとって壁紙にできるね。

そんなわけで、最初から最後まで最高に楽しい作品でした。
戦闘も楽しいし、ストーリーは非常に納得度も高い。
前作プレイした人は間違いなくプレイすべきだし、PS5を手に入れたぜ！って人にはラチェクラの次に今作をプレイすることを非常に勧めたくなるね。
そんなわけで最高でした。

さて・・・エルデンリングしなきゃ・・・。