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2021年映画感想

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#街の上で

2021年の映画作品振り返り

 年明けてからそこそこ経ってしまいましたが、恒例として昨年観た映画作品の振り返りしておきたいと思います。  2021年は42本の映画感想を書いております。感想書きしなかった作品の『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』『呪術廻戦0』を含めると44本観ることが出来ました。今の生活ペースだと、このくらいが精一杯ですね。3桁以上観ている方は、どういう生活してんでしょうか。  ちなみに、『閃ハサ』『呪術』は、感想書き出すと内容のネタバレどころか、まだ映像化していない原作部分のネタバレが

映画『街の上で』感想 今泉監督会心の代表作

 とにかく、全てにおいて「絶妙」な傑作。映画『街の上で』感想です。  下北沢に住み、近所の古着屋で働く荒川青(若葉竜也)は、恋人の川瀬雪(穂志もえか)から別れを告げられて、思いもよらぬ傷を抱えていた。それでも、ライブハウスや行きつけのバーに通ったり、馴染みの古本屋で、田辺冬子(古川琴音)と喋ったりと、青の平凡な毎日は続いていく。そんな中、美大に通う高橋町子(萩原みのり)から、卒業制作に監督する自主映画への出演を依頼される。その撮影現場で出会う城定イハ(中田青渚)など、女性た