映画『最後の決闘裁判』感想 現代まで続くクソ価値観への批判
男性マッチョイズム、女性蔑視がいかにクソであるかを描いた傑作。映画『最後の決闘裁判』感想です。
1368年の中世フランス、騎士のジャン・ド・カルージュ(マット・デイモン)は、王のために各地で戦う歴戦の勇者。幾度となく修羅場を共にしたジャック・ル・グリ(アダム・ドライバー)とは、戦友同士として信頼し合う仲だった。だが、2人が仕えるアランソン伯爵ピエール(ベン・アフレック)は、直情的なカルージュを嫌い、ル・グリを信頼し、重用していた。カルージュの苛立ちは、ピエールと共にル・