映画『孤狼の血 LEVEL2』感想 鈴木亮平の独壇場、役所広司の不在による存在感
『仁義なき戦い』の支配から脱し始めているように思えました。映画『孤狼の血 LEVEL2』感想です。
尾谷組と五十子会の抗争から3年。亡き大上刑事のやり方を引き継いだ日岡秀一(松坂桃李)は、チンピラの近田幸太(村上虹郎)をスパイに使いながら、広島ヤクザのパワーバランスを操り、大きな抗争もなく収めていた。
そんな中、五十会の組員、上林成浩(鈴木亮平)が出所する。上林は、出所したその足で、自分を痛めつけた刑務官の妹である神原千晶(筧美和子)を惨殺。弱体化した五十子会や、上位