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夜、常夜灯、布団、ひとり

大きな事が終わった。
納得のいかない日々が終わった。

眠れずに、夜中。オレンジ色の小さい電球ひとつ灯して、毛布もかけず、ただ横になっている。

天井を見ても、発泡酒を2本飲んだせいで視界が少しゆるい。

このまま生きていていいのか。
口に出したら、すぐさま「いのちの電話」とか勧められそうだ。
かけてもいいが、本当に必要とする人の邪魔だろうし、多分話すことはない。
自分を説明出来ない。

贅沢な人間の、ただの愚痴に聞こえるかもしれない。
一応生活は出来ている。
笑顔も作れる。なんとなく優しくは出来る。
が、全て装っているだけだ。心から笑ってないし、心からの優しさはない。
その癖、愛されたいと思ったりする。
矛盾。
夜中はやっぱりダメだ。良い方向には考えない。
でも、今はそうなのだ。
じわじわとゆっくりネガティヴになって行く。
「心を守ってね」
と友人に言われた。相当参っているように見えたのかもしれない。
もしかしたら、参っているということをお芝居していたのかもしれない。
分からない。

抱きしめられたら、少しは落ち着くのだろうか。
答えがみつからない。
とりあえず書いてみる。

という事を書いておく。
ここを読むかも分からない誰かと、このどうしようもない虚しさを分かち合えたら。

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