4月17日(金) 悲しみ

目覚めはスッキリしていたがすぐ悲しくなった。
午前中ずっと悲しい気持ちで労働。忙しい。労働のすべてが悲しい。
職場で一番親近感を覚える方が一時的に出社されており話しかける。戦地で会う友のようで泣きそうになる。

途中、トイレでスマホを見る仕事をした。
映画「海辺のエトランゼ」の特報映像が解禁されており泣きそうになる。
しかも原作マンガの最新刊が8月に出る。紀伊カンナ先生の画集も出る。エトランゼはいつも何度でも私に生きろと呼びかけてくれる。

昼休み、「ゆゆ式」2・3話を視聴。場所を弁えず笑う。悲しみが消えていく。
3話は夏休み回だったが、いつもの3人が過ごす複数の日をバサバサ切り替えて映していくテンポが気持ち良かった。あまりアニメではやらないように思う。映画っぽい。

午後も異様に忙しく働く。
悲しみの一番の原因だった面倒な仕事を雑に片付け、少し気が楽になる。
またその尻拭いをいつかするのだとしても。

「青春ブタ野郎」のボールペンが落ちており、迷う。オタクの同志であろう持ち主に悪いなと思いつつ、社のトークグループに写真を流すとすぐ連絡が来た。
別にそういう決まりはないのだがすぐさま写真を削除し、「さりげなく机に置きました」とその方に連絡。今日一番の良い仕事をした。

PCを持って帰るからリュックで来ようとしていたのに忘れた。
在宅勤務の許しが出る前からわざとらしく買っておいたPCケースがまさかのサイズ違いで、はみ出た部分を仕方なくプチプチで包む。
手提げで持って帰る。重い。

電車で日記を書き始める。
昨日までは朝昼夕と都度書いていたがまとめ書きで丁度良い気がする。
そろそろ誰か友達に読んでもらいたい。というかURLを知っている人が4人くらい居て欲しい。

この重いPCを持って本屋とスーパーを巡る予定だ。つらい。と思いながら電車を降りる。
本屋もコンビニもスーパーも、全てのレジにビニールの仕切りが導入されている。いちコンビニ店舗の発想がよくここまで浸透したものだ。
インターネットとリアルワールドの接続をこの目で確認する時のこの、感慨。

有吉とマツコの喋りを見ながら夕飯。
今夜は「紺青の拳」放送だが明日観ることに。
お風呂の前に日記を書き足す。
やはりサブタイルを、と思い今までの日記にサブタイトルを付けていった。今日は「悲しみ」。

ナイトルーティーンをして寝て起きたら土曜日だ。楽しみすぎて泣きそうになる。
明日も命をください。

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