4月21日(火) スマホを忘れただけの日

度し難く眠い朝。
寝る前にスマホを見た上にGAVA for Sleepを食べ忘れたためこれは無理だなと悟りながら眠れぬ夜を過ごしていた。
だが週に一度くらいは睡眠不足の日があると何かこう、生存本能が磨かれる気がして良い。

昨夜n人の方に日記のURLを送った。
n-1人の方がすぐ読んでくだすって、おおむね好評で嬉しかった。
人とLINEを交わすこと自体久しぶりでかなり生き返る心地がした。
土曜には電話の約束も出来た。楽しみだ。

半分眠ったまま三日ぶりの街へ這い出る。
読者も出来たことだし今日は日記を書きまくろうと思ったらまさかのスマホを置いてきてしまった。
今の組織に潜入(会社に通うの隠語)し始めてから初の失態だ。

スマホの代わりに「歎異抄」を持ってきていたため読む。というか歎異抄のブックカバーを探したりなんなりで気を取られたからスマホを忘れた。
しかしほとんど頭に入ってこず、代わりにもう一冊持っている「ゴリオ爺さん」を読む気にもならず、ただただ目を閉じた。

眠ろうとする時に限って眠れない法則が発動したが、電車の音だけを聴いて揺られ続ける時間は新鮮だった。
様々などうでもいい考えごとが脳を去来する。

組織の最寄り駅に着き、コンビニでイヤホンを調達。帰りは組織用スマホでラジオを聴くという選択肢を発生させた。
微量のカフェインでも入れようと飲み物を選んだ末、タピオカいちごミルクを買った。
タピオカいちごミルクにカフェインが入っているわけがない。

タピオカいちごミルクを飲みながら潜入開始。
今日はこの組織に潜入し始めて初のワンマンオペレーションだ。つまり出社している事務員が自分しかいない。
不安もあるが無法地帯でもある。

特に問題もなくこなして昼。
やはり日記を書きたいと思い組織用PCで組織用LINEに打っておくことにした。
ここは自分一人のトークグループで、いつもメモを書いたり気晴らしにスタンプを押して遊んでいる場所だ。

午後はのんびりやっていった。
潜入中の身とはいえこの組織にも好意を抱ける人つまり推しが二人いる。
今日はその二人共と会話を交わすことが出来た素晴らしい日だった。

この情勢では組織宛の電話も掛かって来ないからワンオペでも安心だった。
固定電話氏一生鳴らないで欲しい。

面倒なミッションもあったが無事潜入終了。
帰路、組織用スマホでLINEを開き日記を書き足している。
iPhone以外で文字を打つのはどうしてもなふぇなk.れすぽんsjmぉそいしきーblどがでkっすぎふ

ねむい

一刻も早く布団へ、そして未来へ。
その気持ちを胸に帰宅。スマホと再会。

今日はとにかく推しと喋れて良かった。笑顔が素敵だった。
笑顔が素敵な人!などと思われたことが一度でもあるだろうか、私は。

本読んで寝よ。

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