新型コロナウィルスと温故知新

ご無沙汰しております。まずは生存報告を。(挨拶)

さて、連日ネットやテレビで情報が流れている新型コロナウィルスですが、日を追うごとに、世界各地で感染者数が増加しております。

日本国内でも同様に感染者数は増加しており、特に最近の傾向として、海外渡航歴無しなどの感染経路不明というケースが増えてきております。

パンデミック、人から人への感染が見受けらつつありますから、これからは各個人の予防というのが大切になってきます。

ただ、中には予防のためということで、感染源になりうる可能性がある人混みをさけたり、外出を控えるという方も多いでしょう。そうなると心配になることがあります。

経済的な影響です。一番顕著なのが、旧正月での外国人旅行者です。観光業界ではかなりのキャンセル数で、売り上げが前年比の半分以下ということころもあるみたいです。

観光業以外にも、中国本土の工場にて旧正月連休を延期して事態の鎮静化を待つといったケースもあるようですけど、それにより、日本国内の製造現場で部品が不足して休止というケールもあるようで、じわじわと実体経済に影響が日本だけでなく、世界規模でも広がりつつあります。

そこで、前置きが長くなりましたけど、本当のところ、経済にどのぐらいの影響がありそうなのか?過去の事例から検証してみることにしましたが、結論を先に申し上げますと、特別な傾向見つかりませんでした!

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とはいえ、せっかくグラフを作成したので簡単に紹介しますと、2009年から2010年にかけて新型インフルエンザが世界的に大流行しました。その時のバルチック海運指数と日経平均株価を比較してみました。(データはinvestig.comより)

結果、どちらのデータもそれほど顕著な変化が表れておらず、大きな変動はありませんでした。

従いまして、これを今回の新型コロナウィルスにあてはめてもいいですけど、もう少し多角的に分析をしてみないと結論を導き出せないと思います。

そして、大事なのはパニックにならないこと。社会的にも経済的にも、さらには、ご自身の健康のためにもです。

テレビやネットで不安をあおるような場面もありますけど、通常のインフルエンザと同様に手洗いやうがい、十分な休養など、基本的なことを守れば、それほど深刻にならないかと思います。

こういうときほど、基本に立ち返ること大事ですね。先人たちの知恵が、ここにあるのかもしれません。

願わくば、早めに新型コロナウィルスが終息に向かってくれるといいですね!

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