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【ゆる宣伝】カクヨムコンに参加しています。『パルクブロッサム101』について

こんにちは。
ついに12月になってしまったということで戦慄しています。
やらねばならぬことは山ほどあるけど、その前に。
2023恐らく最後の創作活動、カクヨムコンについて書いときます。

カクヨムコンに参加してます!

11月に開催された文学フリマ東京にて新刊として頒布した『パルクブロッサム101』という私が書いた小説がございます。

これ。背幅二センチ越えの分厚いやつ。

こちらのお話をウェブ上で開催されている「カクヨムコン」という公募に応募しています。
期間中は全文無料でお読みいただけますので、ご興味ある方はぜひご覧いただけますと嬉しいです。(今日から1日1章ずつ公開していきます)

カクヨムコン公式ホームページリンク

作品ページはこちら↓

全19章の長編小説です。
一応ジャンルは現代ファンタジーですが、全体的にはヒューマンドラマっぽい内容です。どんな世界でも結局は登場人物たちの生き様重視な世界観。

あらすじは下の通り。

参加の経緯

細々と公募にも挑戦してはいたのですが、応募してから選考が終わるまで何カ月も待たねばならない公募は私の性分に合わず(結果が気になって他の事が手につかなくなる)、同人誌を発行し文学フリマで頒布していました。しかし、やはり紙だと手に取ってくださる人は限られます。

特に、今回の『パルクブロッサム101』は200,000字を超える長編で、中々気軽に手を出せない厚さの文庫になりました。

あれだけの時間をかけて書いたので、やっぱり多くの人に読んでもらいたいと思い、カクヨムコンに参加してみることに決めました。

紙とWEBの違い

個人的には紙の方が好きです。なぜなら情報量が多いので。

私は小説を主に読むのですが、紙の本はその本自体が物語の世界観の構築に大きく寄与していると感じます。

表紙、表紙の手触り、遊び紙、フォントの種類、ページをめくるタイミングと物語のシンクロ。そして、読後のページの白い余白。

それらは『物語を書いた紙を束ねた物』以上の価値を読者に与えてくれると思います。
本まるごと一つで一つの世界。

WEBはそういった世界観を損ないますが、代わりに「手軽さ」を与えてくれます。
手にしている端末は自身のスマホの場合がほとんどでしょう。普段からそれを用いて暇つぶしの動画を見たりチケットの予約をしたりスケジュールの確認をしたり……ありとあらゆる役目を担います。

だから紙媒体の本が持つ世界観はWEBでは損なわれるでしょう。雑音が多すぎます。

しかし、手軽です。皆暇ではないこのご時世、「手軽」であることは重要です。逆に言えば、手軽でなければそれだけで誰も手に取ることすらしないのです。

小説と言う娯楽は、日常においてあってもなくても良いものだと思います。そして文字は、読まれなければどれだけ頑張って書いた文字だって「文字」でしかありません。読まれなければ物語にはなれない。

だからこそ、手軽に読めるWEBは小説に強い発表の場であると思います。

WEBで読める小説

そんなわけで出てます!カクヨムコン!
気負わず手軽にWEBで読めます!
ぜひ読んでいただけますと嬉しいです!


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