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写真のないシンガポール①

シンガポールという国には特別な気持ちを持っている。 滞在するホテルを決め、1人飛行機に乗り込む。その先はいつも新鮮で『やぁ、こんにちは』と挨拶されるようにゲートが開き、その土地の匂いが広がる異国のアライバルゾーン。 シンガポールの空港はまるで未来の国だ。心動かされる人に会って、夢見心地で映画の主人公になったような気持ちで街にひととき受け入れてもらう特別な場所。  そうだ、烏滸がましいけどまさに私にとってのローマの休日。 ある時は人に言えない想い人との待ち合わせ場所だっ

    写真のないシンガポール①