見出し画像

【プログラミングスクール】フランチャイズに加盟するか、自社ブランドでやるか悩んだ時に読んで欲しい話

こんにちは。こども向けプログラミング教室に特化したコンサルタントの檜山(@afrel_consult)です。

今回はプログラミングスクールの開設を検討される方からよく頂く質問
「フランチャイズに加盟するか、自社ブランドでの展開はどちらが良いか」
についてお話したいと思います。

アフレルは過去に100教室以上のプログラミングスクール開設支援を行なってきました。お客様の状況によってどちらが適しているか傾向があるようです。(もちろん例外もあります。)実際にご相談頂いた時に、どのような観点を見て判断しているのかというのを説明していきます。

「プログラミングスクールを開きたいけど、自社がどっちに向いているの?」とお悩みの方は是非ご一読ください。

お持ちの「資産」をどう活かすか?

新規事業でプログラミングスクールを始める場合、既存事業を通してお持ちの様々な資産を洗い出すことで、自社が「フランチャイズが適しているのか、自社ブランドでの展開が適しているか」見えてきます。

資産は色々とあると思いますが、下記5つの項目は考えてみましょう。
▼洗い出すべき資産の項目例
・拠点
・人材
・お客様
・経験
・事業連携先、取引先等

資産が洗い出せたらその資産がこども向けプログラミングスクールに活かせるかどうかを検討します。例えば、既に拠点を持っている場合でも、その物件が駅前やロードサイドや住宅街なのか、はたまたビジネス街なのかにもよってプログラミングスクール事業における資産としての価値が変わってきます。

▼お持ちの資産がこども向けプログラミングスクールに活かせるかの観点例
・物件(立地は?周辺環境は?)
・人材(社員数、社員の経歴、アルバイトの方々、能力、人格はどうか)
・お客様(既に既存事業で生徒になっているか、親子に繋がりがあるか、toB事業でのお客様への情宣)
・経験(新規事業の立ち上げの有無、スクール事業の経験の有無)
・事業連携先、取引先等(一緒に活動できそうか)

※このプロセスで、こども向けのプログラミングスクールに活かせるかどうかわからない?というケースもでてきます。その場合は、弊社に相談してください。既存事業の業態に沿ってヒアリングを行い、資産を洗い出すお手伝いできますので、近道かと思います。

何が「はじめて」か?

新規事業を始める場合、何がはじめてなのか?何が経験済のことなのか?を整理することも必要です。

ここで、”はじめて視点”を記載してみます。
・toC(個人向け事業)事業がはじめて?
・こども向けの事業がはじめて?
・教育事業がはじめて?
・スクール事業がはじめて?
・プログラミング関連がはじめて?
基本的項目を5つ記載してみました。いかがでしょうか。

まず、この5項目すべてがはじめてであるなら、フランチャイズブランドでの活動をお勧めします。2~4項目がはじめての場合は、どの程度のスピードで事業を拡大したいかによって変わると思います。フランチャイズブランドでの活動の場合は、ひとつひとつの局面に向けての研修やノウハウ提供がありますが、自社ブランドで展開する場合は失敗もしながら徐々に力をつけていかざるを得ない面があります。もし詳細な事業計画を立案したい方はご相談頂ければと思います。

ただし、ここで大切なのは、はじめてのことが多いからダメなのかというと、意外とそうでもないということです。

経験がプラスになることもあれば、経験が邪魔してうまくいかない!(自分はわかっているという誤解)というケースもあります。集団指導を行なってきた学習塾が個別指導になるとうまくいかない、という事例も多々あります。

そして1番大切な項目は、事業展開をどのように考えているかです。

これからプログラミングスクールを新規事業として考えていく場合
①全国的に展開する可能性がある(例えば、既存事業が全国にある等)
②ある程度地域限定的な活動になる(例えば、既存事業が関東に集中している等)
③まずは1教室、と考えている
等のケースがあります。

①全国的な展開を考える場合
出店候補地のバッティング(既に候補のFCブランドの教室が近くにあるので出店できない)することも考えられるので、教材や教務支援提供に限定した連携(出店場所やブランド名は自由)をお勧めします。
また大規模な出店計画の場合は、既存のフランチャイズブランドとの業務提携での展開も考えられるでしょう。

②ある程度の地域限定的な活動の場合
他の加盟店とのドミナント戦略を活用してフランチャイズに加盟するケースと先々のバッティングを避けて教材・教務支援に限定して自前で展開するケースに二分されます。
※ドミナント戦略とは、ある地域に集中して複数出店する事で、その地域での認知度が向上したり、地域に絞った効果的な宣伝活動が可能になることを指します。

③まずは1教室とお考えの場合
その商圏の出店状況と先に書きましたお持ちのノウハウを考慮して判断されることをお勧めします。

フランチャイズの制約は意外と少ない?

こども向けプログラミングスクールの各フランチャイズは、他の業態のフランチャイズ(飲食や学習塾等)と比較すると制約が少ない特徴があります。

ロイアリティはだいたい決まっていますが、授業料の設定もある程度裁量があるブランドも多いですし、広告宣伝も本部一括発注ではなく、本部がデータを加盟店に提供して、ある程度加盟店の判断で手直しするケースも多いように感じています。ただし、これも会社によって異なりますので、事前によく調査する必要があります。複数の選択肢を要件や課題を踏まえながら考えたい場合は、一度アフレルにご相談ください。ブランドによって契約条件が様々異なるので、ご希望に合ったブランドを一緒にお探しします。

どのような選択肢があるのか?

まとめになりますが、プログラミングスクールを開設するにあたり、
・研修からサービス提供ノウハウまで支援があるフランチャイズブランド
・教材、教務システム提供のブランド
・必要な教材やノウハウを集めて独自に展開する
の3つの路線があります。

幅広い選択肢をまず俎上にあげて、新規事業立ち上げのベストシナリオを描いてみてください。

―――――――――――――――――――――――――――――――

プログラミング教室の立ち上げ、再生をお考えなら、私たちアフレルにご相談ください。プログラミング教育に関する登壇のお話もお待ちしております。
▼教室の立地に関する個別相談は下記URLの「お問い合わせ」からお申込みいただけます
https://afrel.co.jp/afterschool/consult
▼プログラミング教室の事業者の方向けセミナーも実施しています。
https://learninglab.afrel.co.jp/blog/seminar/
▼twitterやっています。よかったらフォローしてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?