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【プログラミングスクール】おさえておきたいスクールコンセプトの作り方

こんにちは、子ども向けプログラミング教室コンサルタントの㈱アフレルの檜山(@afrel_consult)です。今回は新規でプログラミングスクールを始めようと考えている方、現在プログラミングスクールを運営している方、両方の方々に参考にしていただきたいスクールコンセプトについてです。

人気のスクールにはコンセプトがある

英会話スクールや学習塾を例にとるとわかりやすいかもしれません。
例えば、英会話スクールの場合、ネイティブ講師が全編英語で展開するスクールもあれば、日本人講師がご自宅でフランチャイズとして活動しているケースもあります。

学習塾も、超難関私立中学をめざす進学塾もあれば、医学部受験専門の予備校もあります。また、読み書き計算を中心とした習い事的な塾もあります。

こども向けのプログラミングスクールも同様に、様々なスクールのコンセプトが考えられます。そのコンセプトの違いとは、授業内容以前に、こども達に、どんな成長を果たしてほしいか?そのものなんです。

(別件ですが、プログラミングスクール飽和状態説を耳にする事があります。しかし、学習塾や英会話スクールと比べてみると、プログラミングスクールのパターン数は少なく、まだまだ伸びる余地がある業界だと考えています。)

スクールのコンセプト作りにおいて重要な事とは

こども向けのビジネスを考える時、重要な事は何だと思いますか?大人向けスクールビジネスと決定的に異なる点があります。それは、役務(サービス)を受けるのは「こども」、一方で意思決定者(お金を払うのは)「親」のケースが多いということです。登場人物が二人存在します。これを踏まえると、スクールのコンセプトは親向けに発信することも必要だということです。

そこで大事になるのが、「親」についてどんな親御さんをイメージするか?ということです。イメージ次第で、スクールのコンセプトは全く異なってきます。そしてそのイメージはより具体的にしてください。マーケティングでよく使われるカスタマージャーニーを書くのもいいかもしれません。

小学生が通う学習塾を想像して、その違いを少しイメージしてみましょう。

例えば、プログラミングスクールの出店候補地に一番近い小学校の5年生のクラスが3クラスあったとします。1クラス児童が30人とすると、全部で90人いますね。その場合、ターゲット設定を90人にするとうまくいかない。ということです。

その90名の中には、学習塾でいくと超進学塾に通っている児童もいれば、近隣の公立中学に進学する準備をする児童もいれば、読み書き計算の習い事に通っている児童もいます。中には、スポーツ一筋というご家庭もあるかもしれません。

ではどうするかというと、30人クラスだったとしても、その中のたった1人にターゲットを絞ります。そしてその1人に選んでいただくために、どんなコンセプトを打ち出すか?という風に考えてみるのがおすすめです。

(参考までに・・一般的に国立・私立の中学校を目指す児童は10%程度で、首都圏の特殊な地域では30%~50%を超える状況のようです。)

ターゲットを絞ってコンセプトを決める

規模が大きくなる場合も同じです。全国で小学校の1学年あたりの児童数は約100万人です。つまり、100万人の親御さんにわかっていただこうとは考えずに、100万の中で20万人、30万人に絞ってメッセージを発信することがおすすめです。

では、どのようにターゲットを絞っていくのか、親御さんにも様々なお考えの方がいらっしゃいますし、ご要望も様々です。

例えば、
A とにかく安いものがいい・・・
B お値打ちのものがいい・・・
C 少々高くてもいいものがいい・・・

そこで、あなたのプログラミングスクールがリソースや強みを考慮しながらそうした違いのどこに存在したいかを考える必要があります。

今、プログラミングスクールで人気のスクールは、意外かもしれませんが圧倒的にCのパターンに対応しているスクールです。

Cにあたるお客様とは、例えば、乳幼児期に少し高くても木製の玩具を揃える、絵本の色目や色調までこだわる、お子さんのために様々な情報を集め、取捨選択し、我が子に提供する親御さんが想像できますね。

なぜ、そういったお客様が多いかについては、別のブログでも書きましたが、今小学生の子どもたちにとって、プログラミングは学校以外で学ばなければいけないような切迫感は一切ありません。したがって、プログラミングをスクールで学ぶということは「将来のことを考えて、多少高くてもわざわざ行く」ということです。

今後は小学校のプログラミング必修化が普及してきて、どんどんと状況も変わってくると思いますので、親御様のご要望も変化してきます。またその時に、色々なコンセプトのプログラミングスクールが出てくると考えられます。

30文字、40文字で、ありたい姿を書き出してみてはいかがでしょうか

例えば
「未来を担う子どもたちのための、ゼロからのロボットプログラミングスクール」
「地域で1番楽しいプログラミングスクールをめざします」
「未来先取スクール!お母様も一緒に体験できるプログラミングスクール」
「読み書き英語プログラミング。未来の常識を先取りするプログラミングスクール」
「これからのアタリマエ。英語とプログラミングを同時に学べるスクールです」
等々、ありたい姿を書き出してみませんか?そのありたい姿と現状とのGAPを埋めていく事が教室作りのポイントになります。

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