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owotrackとスマホによる腰トラッキングと、kinectを併用した格安フルトラ(腰トラは無料!)

もっと腰トラが広まってVRのみんなに気軽に腰を動かしてほしい!!

よって手順を日本語化しました。


使用したもの

Oculus Quest 2(他のVRHMDでも可)(ALVRのみ別の手順が必要らしい)

VRがプレイできるパソコン

Androidスマホ(iPhoneでも不可能ではないようだがここでは非サポート)

・オプション:kinect


手順

1.下記のリンクからダウンロードしたファイルを解凍し、Cドライブ直下に置く。(2バイト文字がなければどこでもよい)


2.解凍したフォルダの中にあるowoTrackOverlay.exeを起動すると、ドライバをインストールするよう求められるのでインストールする。この画面が出れば成功。

画像1

この時点でSteamVRが起動していると思われるので終了する。


3.下記のbatファイルをダウンロードして、管理者権限で実行する。


4.SteamVRを起動します。手持ちのコントローラーが2つだけ繋がっていることを確認したら、オーバーレイの中にowoTrackがあるので選択し、「SPAWN」を押します。

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5.ここからはスマホでの作業になります。スマホで下記のアプリをインストールします。

起動すると下のような画面になるのでYESを押します。出ない場合はConnectタブからPCのローカルIPを入力してConnectを押します。

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6.HMDの画面に戻ると表示が変化しているので、画面の指示に従って設定を行えば完成です。腰には何らかの方法で固定してください。自分はウォークマンを入れていたスポーツ用のウエストポーチに無理やりスマホを突っ込んで使用しています。

タイトルなし

↑設定の一例(これでも機能する)

2回目以降はSteamVRとowoTrackOverlay.exeを同時に起動させるとオーバーレイが有効化されるので、5と6の設定を再度行ってください。腰トラの導入は以上です。


オプション:kinectとの併用

kinectの導入方法は割愛します

Driver4VRの場合

設定から腰のトラッカーを無効化します。画像のtrackerHipsを選択し、Disable selected controller or trackerにチェック。

画像5

KinectToVRの場合

以下のファイルをダウンロードし、C:\K2EX\ に置きます



腰トラを導入するメリット・デメリット

メリット:4点トラッキングになることでVR上に腰の動きが反映され表現力が向上する。

デメリット:毎回設定が必要なので面倒。

腰トラとkinectを併用するメリット・デメリット

メリット:腰の反応速度が上がり、横を向いた時も足が崩れにくくなる。狭い部屋の場合、足のトラッキングが少し安定するようになる。

デメリット:十分に広い部屋の場合、kinectの骨格推定が使えなくなる?影響で精度が少し下がる。設定項目が増えるので手間と不安定要素が増える。


間違い等あればコメントで教えていただければ幸いです。

おわり


参考文献

以下スレッド内のディスコードサーバーリンク

参考ツイート(@pdl_runaさんほか数人、ありがとうございます。)


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