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アフロきむの雑記帳#3 ~こんなわたしにも大切な存在が~

はじめまして、アフロきむです。

固い話ばかりになっていたので、少し気の抜けた話をしましょうか。

私は"ともだち"と呼べる人を作るのが苦手なんです。
理由は、みんな少なからず思ってることだとは思うんですけど、「自分は友達だと思ってるけど、相手はどう思ってるか分からない」からなんですよね。

そんな私にも、"ともだち"と呼んでもいい、むしろそんな言葉じゃ足りないような存在の人が3人だけいます。どれだけ期間が空いても、唯一私が心を開いて居られる人です。

そんな大切な存在のうちの2人とのエピソードを500字で話します。

2月22日、3人で福島にスノボに行く。
私は2年振りのウインタースポーツに、不安と楽しみを抱いて四駆の赤い車に乗って向かう。

私の住んでる関東の田舎には雪がなかったが、目が覚めた時には一面銀世界が広がっていた。

私の不安はそれを見たら無くなり、
"早く滑りたい!"
ただその気持ちだけが溢れる。
2人は玄人で颯爽と滑るが、私は慣れずに回り続ける。

「なんか記憶ないかも!」

その一言で私の記憶は途絶える。

気がついた時には、目の前に空の皿とスプーン。腹は満たされていた。誰が食ったのだろうか。2人に問うと、今までにあったことを淡々と話してくれる。

どうやら私は脳震盪で運ばれて行ったらしい。

私が"ともだち"だと思っていた2人は、そんな自分の姿を見て、「不謹慎だが写真を撮っていいか?」と画角に収めていた。
会話は成立しないがまぁ普通にしてた、と聞くが、なんと言ってもその数時間の記憶は無い。

その後、2人は滑り、私はゲレンデで雪を眺めながら、ボーッとしていた。
ふと、そんな状態になっても笑いながらそばにいてくれる、不謹慎な人を"ともだち"と呼ばずになんと呼べばいいのだろう。
あの日から、2人は私の中で"ともだち"から"親友"に昇格した。


見事です。ちょうど500字です。冗談抜きで一発描きです。自分が一番驚いています。
そんなことがあり、昇格を果たした2人。私は2人にはそんなこと恥ずかしくて口が裂けても言えないが、この先も仲良くしてほしいと思う私であります。

ところで、その記憶が無い数時間の受け答えをしていた自分はどこにいるのだろう。もしその間だけの生まれた人格だったら、私は感謝を述べたい。
"チャーハン食ってくれてありがとう。後で味を教えてほしい。"と。

とまぁ微笑ましい話をしまして、私は今後noteをどう運用していこうか考えていきたいと思います。

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