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自分がGoogleのサービス担当者だったら

こんにちは、内山です。


・自分がGoogleのサービス担当者だったら


という視点で現状の検索結果の環境や

アフィリエイターの立ち位置的なことを書いてみたいと思います。


●アフィリサイトの99%ぐらいはぶっちゃけ邪魔。笑


アフィリサイト=すべて悪い、ということではありません。

そんなこと言ったらアフィリエイターの立場も無いし(苦笑)

でも、ぶっちゃけほぼすべてのアフィリサイトって邪魔だな、と。


っていうのも

アフィリサイトって


・アフィリエイトで稼ぐことを起点に作られたサイト


であることが多いからです。

※多いというかほぼソレですよね?苦笑

ってことは

収益化しやすいキーワード且つ、

収益化しやすい構成で作られていることが多いわけで、

それってGoogle担当者だったら考えるであろう


・検索エンジンを使ってもらえる人に
 良い情報・便利って思ってもらえる情報をとどけたいな~


って考えとは

必ずしもマッチしないことの方が多いですからね。



現状は結果として他に良い情報が無いから

アフィリサイトを検索結果に設けてますが

多分、いまの検索結果ってGoogle担当的には本意じゃないと思ってます。


検索してくれる人のことを

第一に考えるのであれば、


・良い情報があって、見やすく・わかりやすく作られているサイト


を列挙したいと思うのが

自然なことだと思いますが、


・良い情報、且つ見やすく・わかりやすいサイト


なんてものは手間もかかるし

早々用意出来るもんじゃないので

致し方なしにその考え得方に近いものを

検索結果に用意せざるを得ない、って感じでしょうね。


ただ、目線を変えると

・アフィリエイトで稼ぐことを起点に作られたサイト

ではなく、

・良い情報があって、見やすく・わかりやすく作られているサイトで、
 且つ、マネタイズの方法が結果としてアフィリエイトなどのサイト

って構成なら好まれると思いますし、

今後(とういうよりも今の時点ですでにそうですが)は

そういうサイト以外はすべて評価すらされない存在になると思ってます。



●二番煎じは邪魔。苦笑


特に収益化につながりやすいキーワードではそうですが

1位から10位、もしくは20位ぐらいまで

実質中身が同じサイト・記事が乱立していることが多いです。

要は上位サイトの焼き増し的存在、

上位サイトのリライトだけの存在ですね。


不要です、こんなもん。


Googleも一般的なサイトと同様に

インターネット上において存在する

サービス/サイトの一環にすぎません。


ってことはつまりは

Google(検索エンジン)を動かすサーバー、があり

サーバーの容量をベースに検索エンジンは稼働している。

ってことです。

これを更に実務的に考えると

サーバーの費用も莫大な費用が発生しているわけですね。


で、

そんな中に同じようなサイトが乱立しても

利用者目線で言えば実際に閲覧するのは数個しかないわけで

サーバー負担を考えるとそれらの数個が残っており、

それ以外は負担を軽くするために削除したいのが自然な考えだと思います。


特に

Googleも営利企業であることを考えたら

コストを下げて利益率を高めるのは至って当たり前のことですので

その観点からしても余計なコスト対象は大幅に削除したいと考えます。


二番煎じ系のサイトが多ければ多いだけ

無駄にサーバー費用を食っちゃうだけでGoogleという

サービスにおいては役立たないわけですからね。


アフィリサイトを持っている人ならわかると思いますが

サーバーを用意してサイトを作るにあたって

サーバーだって容量に制限があります。

ってことは制限内で良いサイトだけ運用したい、って思うでしょ?


仮に1サーバーで100サイト作って

要領もギリギリだと仮定した場合、1サーバー内で

実際にパフォーマンスを出してくれているサイトだけ残して

それ以外の際とは削除するでしょ?

そんな感覚に近いと思います。



二番煎じで代表的なものが商標サイト。

(特に商標単体ワードを狙って作ったサイトですね。)


ハッキリ言えば公式サイトがあれば

情報はほぼ十分に担保できるし、

第三者の口コミとか購買行動に移るための情報が欲しければ

amazonとか楽天があれば役割を担保できます。


それ以外の第三者視点が欲しければ

アットコスメなどの専門メディアがありますし、

購買とは別に転売したければメルカリ系のサービスがあれば担保できます。


テキスト情報以外のモノが欲しければ

youtubeやピンタレスト・インスタなどで代用できますよね?


など、

検索エンジン上で必要な役割から考えると

アフィリサイトの存在理由ってほぼ0です。泣


中には自分がレビューしたから~、ってことを

主張してくる人もいると思いますが

レビューって体験談的なことであり、それが

amazon・楽天・アットコスメなどの体験談と

役割的に何か違うの?っていうと違いなんて出せないですからね。。。

やっぱりアフィリサイトの商標キーワードにおける役割ってほぼ0なんです。


誤解の無いように書いておくと

僕は商標サイトを通じてアフィリエイターとして跳ねた人間なので

商標サイト好きですし、こんなこと書いてて心苦しいんですよ。汗

でも、客観的に役割を考えたら残念ながらそうなるよね、と。


だから昨今の商標ワード(特に単体ワード)って

検索結果にアフィリサイト枠がほぼ無くて、

それってアフィリエイターからしたらコンチクショー!なんだけど

Googleのサービスから考えたら「まぁ普通のことだよね」と思います。


●ヘイト系・政治的な内容・嘘情報

自然検索よりは広告寄りかもですが

ヘイト系・政治的な内容は年々排除の動きが凄いですよね。

そういったネガティブ寄りの偏った思想は

人の目に触れさせたくない、という考えがあってしかるべきですからね。

僕がGoogleの担当だとしても排除したいって動きをとると思います。


加えて、嘘情報(フェイクニュース)。

そもそも嘘っぱちの情報自体がNGですが

そんなしょーもない情報・誤った情報を読み手に与えてしまったら

「検索エンジンは使えねー!」ってなるわけで

=検索エンジンの評価はダダ下がり=利用者減のキッカケになるので

検索エンジン上には存在させたくない!って考えますよね?


また、上述したように

そんなしょーもない情報でサーバー容量喰っても

もったいないだけですから尚更に嘘情報なんて不要、という感じ。



●アフィリエイターが増えた理由


ということで、


・自分がGoogleのサービス担当者だったら


という視点で書いてみましたが

アフィリエイター的には辛辣な見解になったなぁ、と。苦笑

アフィリエイターがなんで増えたのか?って考えると

「儲かるから」が根本にあると思うのですが

もう少しかみ砕いて考えると『儲かるまでのプロセスが少ないから』だと思います。


要するに

売れるであろうキーワードって

ある程度決まっているわけで、

そういったキ―ワードに対して

アフィリエイターが行うことって

・サイト作って上位表示させる

だけです。

それが簡単か難しいかは置いといて

やること自体はそれだけ。


つまり、

売上発生に至るまでを構造的に考えると

売上というゴールに対して必要な工数が

極端に少ないビジネスなわけです。


勿論ライティングテクニックなどが有った方が

無い人に比べてより大きな収益を発生させることが出来ますが、

そういった細かなこと抜きにしても

収益に結び付くであろうキーワードで上位表示させることが出来たのなら

誰が書いた記事であろうが一定数は売り上げが発生します。


一方、

本来の通常ビジネスの構造を考えると


・サイト作って上位表示させる


だけではなく、


・売れるものにするための価値を用意する(開発費・調査費など発生)

・売るものを用意する(開発費用の発生)

・売れる上にPR活動する(広告費が発生)


等が加わるわけで

売上というゴールに対して必要な工数が

もっと発生するのが当然です。

=めんどくさいんですね。汗



でも

繰り返しになりますがアフィリエイトって


・サイト作って上位表示させる


だけです。

どー考えても他のビジネスと比べたら簡単です。


アフィリエイターは、


・売れるものにするための価値を用意する(開発費・調査費など発生)

・売るものを用意する(開発費用の発生)

・売れる上にPR活動する(広告費が発生)


ってことをすべて用意された環境があり、

それらの価値が含まれているキーワードを狙って


・サイト作って上位表示させる


だけ頑張れば良いんだからね、

そりゃあ、他と比べればお手頃カンタン商売ですから

(且つ、結構稼げちゃうし。苦笑)

多くの人が参入するのは当然のことだと思います。


ただ、最近は


・サイト作って上位表示させる


ってのが

アフィリエイターが狙いやすいキーワード領域において

特に難しくなってきたので、その流れについていけずに

多くのアフィリエイターが苦労している、という状況だと思います。



●価値を生み出すアクションで生き残る


結局はどう考えても

アフィリエイターにとって辛辣な

感じになっちゃいましたが(苦笑)、

アフィリエイターがもう生き残れないのか?っていうと

それは違うと思ってます。


・これまでの方法でもちょっと強いドメイン使えば~

・従来の売れるキーワードの対してちょっとだけキーワードをズラせば~


ということじゃありません。


勿論そういう生き延び方もありますので

完全に否定はしませんが

そんなもんは一時的な延命措置ですので

直ぐに淘汰されますからやる意味はありません。

どうせやったとしても

結局は翌年ぐらいに「どうしようー」ってなって

廃業するのが目に見えているので

時間の無駄なのでやらない方がマシです。苦笑


じゃあどうすればいいか?

っていうと

アフィリエイトの構造と

検索エンジンが目指すものから

作業を設計し直していくだけだと思います。


アフィリエイトの構造から考えると

根本的にはアフィリエイターの存在って

商品開発者と消費者をつなげる人、なんですよね。

人と繋がるのがキーワード選定ってだけで、

そのキーワード選定がこれまでは=購買に直結しやすいキーワードだけを

キーワード選定してました、ってだけのことです。

それが今日お伝えした

・売れるであろうキーワードでサイト作って上位表示させるだけ


ですから

今後はそれ以外のアクションをサイト作成に

盛り込んでマネタイズまでの導線を作れば良いだけの話です。



かといって、

商品開発やらなんやらするのは資金的に難しいと思うので

やることはキーワード選定&サイト作成で良いと思います。

ただし、

旧来のやり方以外の領域で

キーワード選定&サイト作成を行いつつ、

そのサイトでマネタイズさせるための

『工夫』が必要になる、ということです。


極端な例ですが


・売れるとは思えないキーワードでサイト作って上位表示させてマネタイズまで誘導する


というかんじですね。

これが出来るってことは言い換えると


・お金が発生しない領域においてもお金を発生させるだけの動きがとれる
 =それだけの価値がある何かをユーザーに提供できる


ということなので

アフィリエイターはなんとなくの

コピペチックなリライトサイトだけ作る

単純マイナス労働からさっさと目を覚まして

自分の提供する記事でユーザーに価値を届ける技術を身に着ける、

という段階に入れば良いと思います。


それは結果として

ユーザーに価値を届けることが出来るので

=検索エンジン側もそういう良いサイト・記事を好むから

検索エンジン上でも評価を得られるでしょうし

検索エンジンというフィールドにおいても

Googleさんと共存しながら生きることが出来ます。


そこまでいけば

アフィリエイターもオンライン上で

存在する意義が生まれますからね。


要するに

これまでの技術を生かしつつも

もう一つ先の技術も身に着けてこうぜ!

って段階に入る時代になったよ、ということ。

その分、

作業上のめんどくさいことは増えたけど

マネタイズ目指すならそれぐらい頑張ろうぜ、ってだけの話です。

※ウチもめんどくさいけどこの方向で現在は頑張ってます。


敢えて繰り返すのもアレですし、

賛否があるのはわかってはいるのですが

そうは言っても現実問題として、やっぱり

アフィリ収益目的で作られたアフィリサイトって

どうしようもないくらいに読む価値もない

無価値で邪魔なサイトであることが多いのは事実ですから、


そういった無価値な作業を量産する段階をやめて

価値あるモノを読み手に届ける、ってスタンスに切り替えていった方が

今後も検索エンジンで生き抜いていくにあたっては

正しい方向性だと僕は思ってます。

※それに、偽善っぽいかもしれませんが「人のために良いサイト作ろう!」って
 考えてサイト運営している方がやってて楽しいですからね^^

以上、


・自分がGoogleのサービス担当者だったら


という視点で現状の検索結果の環境や

アフィリエイターの立ち位置的なことを書いてみました。


色々な意見は出るテーマだと思いますが

そうは言っても従来のアフィリサイトでは

生き残れない時代に入ったのは事実なので

アフィリエイターも気持ち切り替えて

次に進まないといけない時代にと注入したことには違いありません。

そんなときの参考意見の1つ、

今後を考えるきっかけになれば幸いです^^


ではでは!

内山 智明


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