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見せ方ひとつで売れたり売れなかったり。【フレーミング効果】について
こんにちは、のぶです。
今日は
同じ情報でも
行動に繋がる見せ方、繋がらない見せ方がある
そんな話をしていきます。
心理学で【フレーミング効果】と呼ばれるもの
情報の見せ方や質問の仕方によって、
意思決定に影響が出ると言うものです。
【フレーミング】のフレームとは、窓枠や額縁といった【枠】のこと。
どんな枠を通して情報を見るか、見せるかによって、
受け取り手の感情が変化することがわかっています。
わかりやすい例を1つで提示すると
あなたが死亡の可能性がある手術を受けるとして、
A:生存率90%の手術
B:死亡率10%の手術
どちらの表現に心強さを感じるでしょうか。
どちらも10%の確率で死亡の可能性がありますが、
この場合どちらか選べと言われたら
Aの手術の方が安心感を持てるのでは無いでしょうか。
同じ情報でも、【生存】【死亡】どちらにフォーカスして見せるかによって
受け取り手の直感的な印象が変わってしまいます。
これは人間の脳に、
利益が出る場面では、【確実に手に入れる、機会損失しない】ことを重視し
損失が出る場面では、【リスクを取ってでもその損失を回避する】ことを重視する
という性質があるためです。
そのため、
死亡する可能性のある手術、というシチュエーションでは
生存=リスクの回避にフォーカスする方が、無意識的に引きつけられやすい
ということです。
どんな情報を、どう見せるのが効果的なのかについては、
その情報の性質によって異なってくるので、
単純にまとめるのはちょっと難しいのですが、
以下にいくつか例を挙げるので、
チェックしてみてください。
●予防にフォーカスした商品ではリスクを強調
・これを使えば防止できるよ
よりも
・これを使わないと〇〇になってしまうよ
とした方がより響く。
●いい結果はより大きい数字を見せる
・顧客満足度95%
の方が
・お客様の中で不満を感じている方はたった5%
よりもいいイメージに繋がりやすい。
●コストの見せ方を変えて負担をより小さく見せる
・月々4,980円のお支払い
よりも
・1日あたり160円
と言ったほうがよりお得に感じる。
●単位を変えることで、よりお得に感じさせる
・コラーゲン3グラム配合
よりも
・コラーゲン3000ミリグラム配合
といった方がより得られるものを大きく感じる。
まとめると
・リスクを回避するための商品はネガティブな要素を訴えた方が効果的
・何かを得るための商品はポジティブな要素を訴えた方が効果的
・単位を変えてより数字を大きく見せることでお得感が増すことも
といった感じ。
なんですが、
こういったことをいちいち考えていると
なかなか手が進まなくなってしまうので、
常日頃から記事書くときに使っていきましょうとは言いづらいです。
使うとしたら、
成果が出ている記事にテコ入れするときに検討してみたり、
アフィリエイトリンク前のマイクロコピーや誘導文で使ってみたり、
といった感じの利益に直結する場面に絞るのがいいと思います。
ここぞって時に思い出してみてください。
ちょっと見せ方を変えただけで、
大きく成果が変わってくるかもしれませんよ。
では!
のぶ
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