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ニーズとは何のか

最近巷ではバズるだとか、マーケティングだとか何とか言われている。
自分もSNSやアフィリエイトの世界にかれこれ7年ほど身を置いている。

だが、みんなが血眼になってやっているセールスのようなものはサービスや物が売れるメカニズムとは少し離れたところにないか?と常々感じている。

そもそもどれだけ教育されても、急に「必要でしょ?」と言われたものを買うだろうか。
というより、逆の立場で考えた時、多くの場合でそのような商品の買い方をしていないと思う。



ところで私達は学校や職場で、あるいは友達と何の話をしているだろうか?
例えば、BTSやNiziUなどが流行っているが、これをトレンドと言うのだろうか?
確かに、それ単体でも話題性には優れており、ファンの間では毎日のようにそれぞれのアーティストについて「追っかけ」のような行動がされていることは間違いない。
ただ、それ自体はトレンドでも何でもなく、「そういえば、NiziUの誰々が結婚したらしいよ?」みたいな、浅いファン(ファンと呼んでいいのかわからん)ですら情報をキャッチし、その話題に触れるようなことこそ、真の意味でのトレンドというのではないだろうか?

そういったトレンドを日々追いかけ即座に配置し集客力を持ち続ける事。そして、その集めた人たちがなぜその話題に関心を持ち、何が足りていないのか、そういった事を考え販売力の高い(競争力や関心)商材を提示すること。
それがニーズに応えるということではないだろうか。

マーケティングや教育などはできて当然であり、二の次だ。
洋服屋さんやフードコートなんかがわかりやすい例である。
店員さんの営業力、販売力も勿論大事である。だが、どこに何を置いているか、そしてそこにどんな人がどのくらい来るのかを予測し配置することが、普遍的であり絶対要素だと思う。

詰まるところ、僕ら一般人にはトレンドを作ったり、新しいマーケットを開拓する事奇跡は起きてもほぼ不可能だ。再現性が低く変動数、不確定要素が多すぎる。
だからこそ、それぞれの海(すでにある話題)から生まれる大きな波(生まれたトレンド)に乗ることが大事なのでないかと思う。
天気は自然的で生き物である。今日も監視し予測し準備を怠らないように気を付けよう。


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