【劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:】ギターヒーローはおもしろかっこいい
「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく!Re:」を観に行ってきました。
アニメはよく見るけども劇場総集編タイプはあんまり観に行ったことはなかったので、どんなもんかと思いTOHOシネマズへ。
ぼっち・ざ・ろっく!といえば、個人的な記憶でいうと「けいおん!」以来の大人気を博したバンドアニメで、曲があまりにもバンドすぎて良い(けいおんはアニソンとしての毛色が結構強い)のと、主人公ぼっちこと後藤ひとりちゃんのコミュ苦手具合に共感した世のオタクたちを取り込んだわけです。
アニメ本編では身近な下北沢や思い出の地である金沢八景が舞台として出てきており、聖地巡礼を捗らせたことでも一躍有名となりましたね。最初は何のアニメやろーと思いながら見てたけど最終話ではすっかり取り込まれてしまってた。
そのテレビシリーズを総集編として劇場公開されたわけで、あのライブシーンを劇場の音響で聞けるんだから行くっきゃないっしょ。
てなわけで以下つらつらと感想を。
・OPとEDは新曲!EDのギター暴れすぎててめっちゃんこよかった!OPの新アニメーションもすでに心にグッとくるものありけり。
・こんなにギャグシーンばっかあったっけってくらいテンポよくギャグが。後ろの席に座ってた人がよう笑ってたわ。
・かと思えばところどころに挟まるグッとくるシーン。こんなん好きになってしまうやん。
・ぼっちちゃん。こんなにも表情豊かでこんなにも奇行が目立ってたっけ?と思うほどたくさん動いてた。改めて主人公の魅力をふんだんに味わったもんですわ。学校に毎日ピンクジャージで通うあたり、果たして声をかけたいかどうか。リョウさんの言う「ぼっち面白いのに」は本当にそう。
・虹夏ちゃんの笑顔に救われた人はきっとたくさんおるんやで。お姉ちゃんにライブ出さんって詰められた時に珍しく不貞腐れてたけど、すぐに空気悪くならん程度にみんなと話始めるのとってもいいやつ。最後のシーンで「ぼっちざろっくを!」は本当に眩しすぎてかっこいい。夢を応援してあげたいよ〜。
・山田リョウという人間がベースをやってるという事実。非常に良い。マイペースというか自分の世界をしっかりと持って下支えしてくれる方。歌唱力も演奏力も作曲力も確かな実力を兼ね備えてるのかっこよすぎるぜ。ぼっちちゃんと2人でカレー食べてるシーンは山田リョウを象徴するシーンだと思ってて、黙々と飯食う→早よ歌詞見せろ→個性無くしたら死んだと一緒→ぼっちの良いと思うもの見せてよ。一連が全部かっこいいよ。一緒に飯行きたいわ。
・喜多ちゃんという太陽がぼっちを明るく照らしてくれてるんだけど。名前からして喜びが多いという幸を分け与える存在。困惑しながらぼっちちゃんの面倒を見てくれる、ボイスパーカッションしてくれるけど意外とバンド勝手に抜けたり山田リョウへの信仰心とかヤバめの一面も持ち合わせてるの安心できる。下北沢歩いてる時も欠かさず写真撮ってるし。キターン。
・何回聞いても鳥肌が立つ「あのバンド」のシーン。一曲目がこっちまでそわそわしちゃうほどうまいこといってなくて、喜多ちゃんの声も震えてて。どないしよどないしよって不安にたゆんだ空気をギターヒーローが一閃。そりゃ最前のファンもにっこにこですわ。
・きくりさんが1回目見た時より優しく見えたなあ。鬼ころし飲み飲みしながらもにっこにっこでぼっちちゃんを見守ってるお姉さん。鬼ころし飲み飲みしてるけど。
後編はいよいよ学園祭もありますんでな。星座になりたいが大好き。もう数ヶ月頑張りましょう。