アフィリエイターにとって、何より一番大事なことは「コンバージョン(成果発生)」する事です。

しかし、新人アフィリエイターが、サイト開設からいきなり「コンバージョン」する事はまずありません。
最初はアクセスを集めからスタートする事になります。

アクセス数ばかりに目がいっていると、いざアクセスが増えてきてもコンバージョンしないサイトになるから常々コンバージョンは意識していた方が良いよって話をします。



コンバージョンよりもアクセスアップ?

ブログ初心者やアフィリエイト初心者の多くは、サイト開設当初の検索流入の少なさに嘆き、「コンバージョン」の事は忘れて、「どうすればアクセス数が増えるか?」という事ばかりを考えるようになります。

多くの場合、SEO対策を勉強してどうにか検索流入を増やそうと努力するか、Twitterなどでブログ友達を集めて、お互いで見かけ上のアクセス数アップを図ろうとします。

いずれにしても、最初はブログで稼ぐぜ!と意気込んでいたはずが、気づけばアクセス数を増やす事ばかりを考えます。

全くアクセスのないサイトから収益が生まれる事はないので、アクセスを増やそうとする視点は間違いではないですが、

いつの間にか、
「アクセス数アップ=収益アップ」
という図式を信じて疑わなくなり、盲目的にアクセス数アップばかりを狙うようになります。

たとえば、サジェストやキーワードツールから「よく検索されているキーワード」をあさってきて、また別のツールで検索ボリュームを調べて、、、というような行為を繰り返していませんか。

アクセスがなければ収益もないですが、
アクセス数が増える事と収益が増える事に正の相関はありません。

少しずつコンバージョンするようになってきても、やはり「アクセスをもっと増やそう!」という思考のままの人ばかりです。


何のためにSEO対策をしているの?

多くのSEOのプロ(?)たちが、あたかも「アクセス数アップ=収益アップ」のように教えているので、アフィリエイトを始めたばかりの人が、信じて疑わないのも仕方がないのですが、アフィリエイトでそれなりに収益をあげている身としては、SEOのプロ(?)たちのアドバイスに少し疑問を感じています。

ちょっと意地悪な言い方をすると、
「SEO対策=盲目的なアクセスアップ施策」になっています。

盲目的なアクセスアップ施策には、最も大切な「コンバージョン」という言葉やCVRという言葉がほぼ出てきません。


ありがちなアドバイスのパターンとしては、

  • ビッグワードは個人では難しいです。

  • ミドルワードやロングテールワードを狙いましょう。

  • YMYLは無理です。

  • サーチコンソールをチェックして拾っているキーワードからコンテンツを増やしましょう。

こんな事ばかりです。


ここにコンバージョンという文字が出てくる事はありません。


コンバージョンさせるコンテンツはどこに行った?

コンテンツの作り方についても「被リンクをもらえる有益なコンテンツを書きましょう!」ときます。
検索上位をとれる有益な記事を書きましょうという人は多いですが、コンバージョンするための記事を書きましょうと言う人は皆無ですね。

上位ページで満足できずに検索しなおした人がいるとして、そういう人たちにコンバージョンさせるコンテンツを作りましょう!なんて言う人はほぼいないですね。
「上位ページより情報を網羅させ、より有益な情報を書きましょう。」こんなアドバイスばかりです。

ひと昔前に流行っていた「キラーページを作りましょう!」という事を言う人もかなり少なくなり、それに変わってSEOのプロ(?)たちが、内部リンクで関連する記事同士を上手に繋げて、SEOを高めましょうと話ます。

ある自称SEOのプロの方が、YouTubeライブでユーザーから質問を受付ており、こんな質問が入りました。
「CVRを高めるにはどういった手法がありますか?」
という内容でした。

お!SEO対策にコンバージョン最適化を絡ませた話が聞けるかも!と思ったのですが、その方の返答は、「うーん、簡単な事ではないので、PDCAが重要ですね。あとは競合サイトをチェックする事も重要です。」と。
この質問への回答は、具体的にどんなPDCAを回すのか等の説明もなくそのまま終了して次の質問に移りました。

その他にも、驚くべき事が沢山あります。
例えば、アフィリエイトリンクを貼るとSEO的に不利なので、「あまり貼らない方が良い」という話です。

また、固定フッターにアフィリエイトリンクを貼ると邪魔になってユーザビリティーを下げるから、固定フッターの使用はできるだけ避けた方が良いという話も出てたりします。

アフィリエイターたるもの、コンバージョンしてなんぼのはずです。
アフィリエイトリンクを貼らない方が良いというアドバイスを盲目的に信じてしまっていたアフィリエイターは、そもそも自分は何がやりたかったのか今一度考えてみましょう。


答えはどこにあるの?

SEOのプロ(?)たちのよく聞くアドバイスは、「実際に検索してみろ!検索結果に答えがある。」です。あとは「ツールを使って分析しろ!」です。

このアドバイスの最大公約数は「外を見なさい」です。
こんな話ばかりするんですね。
そして、それを信じた人たちは検索上位のサイトの芝生が青く見えるわけです。
長い滞在時間をかけてライバルサイトをチェックして、何度も訪問して、親切に他の関連ページも見たりするなど、サイト全体を隈なくチェックしたりしていませんか?

ん?それって、SEOのプロ(?)が言うSEO効果を強める行為をライバルサイトでやっている事になりませんか?
そのサイトのGAパフォーマンスを上げているのはあなたですよ。

また、そのサイトが本当にコンバージョンしているか分からないのに、一生懸命真似をするって怖くないですか?

僕は、「答えは自分の中にある」と常々思っています。もちろん他の人のサイトにヒントが隠れている事はありますが、答えは自分の中、つまり自分のサイトのデータの中にあると思っています。

よく言う、データドリブンってやつですね。
もし、ライバルサイトからコンバージョンデータを抜く事ができる人は、ライバルサイトをチェックしましょう。そうじゃなければ、自分が取得できるデータだけが頼りです。
これは、とても重要な事なので、別記事で改めて詳しく書こうと思います。


コンバージョン最適化(CVO)という視点

ここまで、ダラダラと書いてきましたが、この問題の根底にあるのは、SEOのプロ(?)たちにコンバージョンを最適化するという視点が欠けていることだと思っています。
SEOを否定しているのではなく、「コンバージョンを最適化するという視点の欠けたSEO対策」を否定しているわけです。

アフィリエイターにとっては、コンバージョンを見込めないアクセスをどれだけ増やしても無価値ですから。

僕が一番大事にしていることは「コンバージョン」です。
このコンバージョンのことばかりを考えて生きてきました。
このnoteでは、CVO(CV最適化)の視点を取り入れたSEO対策を中心にご紹介していきたいと思います。


最後に一番大切なこと

(最後の最後で、ちょっぴり "我" を出したいと思います。)

正直な話をさせてもらうと、この記事を書いても僕自身にはメリットが全くないので、読んでくれている方々からの反響が唯一の次回作を書く原動力になります。

ということで、最後まで読んでくれた人は「いいね」とか、フォローしてください。とりあえず30超えしたタイミングが次回作のタイミングかなと思っています。

もちろん、興味がある方だけでけっこうですので、リアクションお待ちしております!


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