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「シブヤのサンゾク」短編集に関して(参加者確定)


1.はじめに

2020年4月6日にノベルアップ+で「シブヤのサンゾク」初投稿しまして、一周年になります。あっというまですね。R15指定の描写が多くストレス展開の多い作品ですが、おかげさまで応援いただきましてマイペースを守りつつ更新できております。

まずは応援してくださっている皆様。本当にありがとうございます。
セルフお祝い(?)として一大計画をたててみようかなと思います。

さて。それが何かと言いますとね……

今年の9月末に「シブヤのサンゾク」の短編集を同人誌として書籍化させます!

そしてこの度、オファーさせていただきまして、
5名のかたに寄稿をしていただける運びとなりました。

2.寄稿いただけるかたのご紹介


※革波の偏見あるかも。こんなんじゃねぇよと思われたらおっしゃってください。

●らっく 様
代表作「魔女イッリの旅隠居録 〜この人類史に残る戦争を止めなければならない〜」


『見たいものを作る』(ご本人様プロフィール抜粋)というところで、小説という枠を越えたエンターテイナーだと私が尊敬している作家さん。流行にも敏感に反応しつつ、自らの作りたいものを描く気概を感じます。ハイ・ファンタジーをはじめとして、多彩なジャンルをお書きになるかた。

●千楓 様
代表作「羊を数えてもダメなこと」「廃墟少女は月下に踊る」


『いたみ』(痛み・悼み)を個性として執筆されている作家さん。現代ファンタジーやエッセイなど、重厚かつ刺さるような鋭利さを持つ物語が魅力的です。私が目標としたい作家さん。

●朝日龍弥 様
代表作「SLUMDOG」


『生きること』に真っ直ぐ向き合う作家さん。ジャンルはSFをお書きになられています。明るく物語を照らしたかと思えば、底に突き落とす表現も一切手を緩めない。絶妙なバランス感を持っているかただと思っています。

●はりのねずみ 様
代表作「眠れる城のおとぎばなし」


『運命を伴奏に踊る』みたいなイメージを感じます。ジャンルは童話、になるのかしら。明るくやさしい文章であるけれど、そこに示唆する意味は非常に残酷だったりして惹かれます。

●月ノ羽衣 様
代表作「風切り羽」※性虐待描写等。フラバ注意です

『十歳のときから小説を書きはじめ、現在は虐待やイジメ、LGBTQといった社会問題をテーマにした現代小説をメインに、恋愛モノやBLも書く』(ご本人様紹介抜粋)深呼吸してからでないと、この方の作品は読めない。それくらいに心を刺す物語を書く作者さん。

以上の方々に寄稿いただくこととなりました。
この場を借りまして、本当にご快諾ありがとうございます。
私も気合い入れてがんばります。原稿!

ご快諾すでにいただいたかたも以下要項をまとめましたので、
ご確認くださいませ。

3.短編集を書籍にしたくなった経緯(※読み飛ばし可)

シンプルにつくることそのものを楽しみたかった。それに尽きます。

①本として自創作を読んでみたかったから。
②Webの公開する上で描写の限界を感じてしまったから。
③今を手にとれるものとして残したかったから。

①本として自創作を読んでみたかったから。

出版社から書籍化の声がかかったら。
そりゃ嬉しいよね。
ただ諦めているわけではないのだけど、いわゆるライトなノベルではないし、わかりやすく『快』を提供している作品ではないのね。時流に合わせた作風ではないなと客観的には思うのです。
じゃあ出版社の声がかかるまで「書籍にして手にとること」はそんなに届かないものなのか?そんなことないだろうと思ったわけです。
なら、自分でつくってしまえばいいじゃないかと。そういうことなんですね。


②Webの公開する上で描写の限界を感じてしまったから。

小説投稿サイトを通してみなさんと出会うことができた。それはかけがえのないことだと思っています。しかし、現在投稿しているサイト(ノベルアップ+)はR18の表現はダメなんですよね。そしてその境界線というのも非常にグレイ。実際にシブサンで際どい描写を削除しました。
書いている当初は、「消されたらその時はその時だ。バックアップも取ってあるし」と楽観的(今思えば無責任だよね)だったのですが、もらったコメントの数々がシブサンをつくったと言っても過言ではなくて「作品を守らなきゃいけない」と削除に踏みきったんですね。じゃあ、R18オーケーなところに転載すればいいじゃん?とも思うのですけれど、その描写がメインの物語ではないし、ご縁いただいたノベプラの土壌で書き続けたいなと思ったんですね。だから本編では腹決めて、引っかからない程度の描写を磨こうと思いました。でもぶっちゃけ溢れたネタというのがあって、それをどうしても書きたくて。自由に書きたい!というところで、書籍にしてしまえば書けるんじゃないか?と思ったわけです。


③今を手にとれるものとして残したかったから。

①と似たところですかね。上述でお分かりの通り、私は今まで同人誌をつくった経験はありません。その未熟な中で、私は数名のかたに寄稿のお願いをいたしました。正直、めちゃくちゃ緊張して吐きそうになりましたが、物語を通して出逢ったご縁って本当に貴重な宝物なんですね。本というのは波のように流れていくものではなく、留まるものであるから何十年経っても血の通ったものとして残り続けると思うんです。私の小説を書く意義は「備忘録」です。でも寄稿いただいて作られる作品は、エゴを越える素晴らしいものになると思っています。

4.短編集の詳細

・タイトル 未定
・出版社 「しまや出版」
・出版日 2021年9月末 
・規格 縦書き 文庫サイズ(105×148㎜)
・ページ数 90-100ページ(約40000〜45000文字)
・表紙 前バさんに頼みたいぜひ(まだ未相談)
・『春・夏・秋・冬・無季』で目次作ろうかなと考え中。
 収録内容(変更の可能性有)13~15話ほど
 現在公開しているシブサン短編「七夕の夜」「ありふれた未破裂」「無形の花」「シブヤの石焼き芋」を収録予定
 未公開短編5~8話ほど
 寄稿頂いた短編
・出版方法 「BOOTH」でのネット販売を予定しています。

▼作成イメージ(データ名が新書になってますが文庫サイズです)

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5.寄稿に関する概要

・『シブヤを題材にした短編』
・文章量2500-3500文字程度
・ジャンル不問(R15・R18可)
・Wordにて入稿(革波宛ring1.24abc@gmail.comにお送りください)

・6月末締切

※Wordが難しい場合はその旨お伝えください。

●『シブヤ』に関して 
地形的なところは渋谷と変わりませんが、設定として渋谷とは似て非なる世界です。(パラレルワールドとでもいうのでしょうか)土地の名称も渋谷と変わりませんが、カタカナ表記でお願いします。ex「ドウゲン坂」、「マルヤマ町」(検索避けという意味合いが強いです)また店名を許可なく実名で登場させるのはお控えください。
本編はどんよりと暗い感じですが、それにとらわれずあなたらしいシブヤを描いてください。渋谷に行ったことのないかたも都会のイメージみたいなもので構いませんのでぜひご検討くださいませ。

※こちらに関しては『note』にてシブヤを描写する上で、渋谷で参考にした場所に関する記事を何個か投稿しようと思っています。

●その他
四季に合わせた描写がありますと尚良しですが、なくても全然OKです!シブサン既存のキャラクター(チハヤ・シカ・イブキ等)を使用した物語はもちろん歓迎ですし、オリジナルのキャラが『シブヤ』で動く物語も歓迎です。世界観が合うようであれば自作品とシブサンのタイアップも可能です(こちらは要相談です)。

6.謝礼

①当短編集の献本(もちろん送料込で無償です)
②革波マクが寄稿いただいたかたの作品を元に、2500-3500文字ほどの短編を書かせていただきます。

①はわかるとして、②が謎ですよね?(笑)
②に関しては、革波がめっちゃ読みこんだ上で、あなたの物語にはいりこんで短編書きます!なんならシブサン本編よりも気合入れて書きます。作品の指定・ジャンルのリクエストがありましたら、お教えください!そちらに沿うように書きます。逆にアイデアが湧いたら私から「こんな感じで書きたいんですけど!ジタバタ」とやるかもしれません。
寄稿をお願いする際、本来金銭やりとりのほうがいいのかなと思うのですが、それであれば仲介サイト(ココナラ・スキマetc)上で行いたいというところがあるので、あなた様の文と等価交換はできないかもしれませんが、ボクの文章で勘弁してやってくださいますか?(涙)

※寄稿を確認した後、革波が執筆を開始します。納品にお時間がかかります。また設定に関しても何点か伺うこともあると思うのでその際教えていただけますと幸いです。
※革波が執筆する際に指定された作品を読みに参りますが、ポイント付与を約束するものではございません。

7.条件

①「シブヤのサンゾク ドウゲン坂編」の最終話にコメントorスタンプなど反応をしてくださっているかた。最低限、ストーリーへのリスペクトしていただけるかた。
②Twitterやメールなどでダイレクト・メッセージのやりとり(三日以内返信)ができるかた。

※②に関して事前に返信難しいことお伝えいただければ全く問題ないです。

8.ご連絡先

お申し込みや質問は革波マクのTwitter(@affei13)のDM(※推奨)か、gmail(ring1.24abc@gmail.com)宛にお願いいたします。

以上です!
9月に向けて月末に進捗をnoteに綴っていけたらと思います。やるぜ、原稿!

9.おわりに

お読みいただきありがとうございました。
創作は楽しんでなんぼ。もちろん読者を楽しませたいという気持ちはありますが、まずは自分が没頭するくらい楽しむことが大事だと思っています。
そんな感じで、「シブヤのサンゾク」の二周目も楽しんでいきます。

みなさんもワクワクするような創作ライフを。

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