6月203日
今年ももうじきおわる。
今朝、なんとなく「そりすべり」を弾いた。
そりですべる分にはいっこうに構わないけれど、人生はすべりたくないとおもう。
クリスマスというイベントを心の底から楽しめたことがないかもしれない。
楽しい場にいると、
「たのしんでいる自分」を冷めた目で見下ろすもう一人の自分があらわれるからだ。
今年もいろいろあったなあ(べつにさほどいろいろないけど)と思いながら、日記帳をめくってみる。
そこに書き込んであることの中には、
こんなことで悩んでいたのか と思えるようになった出来事もあれば、
反射的に目を逸らしてしまうほど未だに消化しきれていない出来事もあった。
日記は、後で読み返した時に自分を客観的にみれるので面白い。
しかし、
たのしい時は自然と自分を俯瞰でみれるのに、
辛い時や悩んでいる時には、ただの一匹の脆い自分を至近距離でみることしかできないのはなぜなのだろう。