【作曲勉強メモ91】ディソナンス
もう一度作曲の勉強をしているerikoです。
今日は、ディソナンスについて
ディソナンスとは不協和音、間違った音に聞こえる音です。
例えば上の画像は前回のリハーモナイゼーション(和音の置換)後の一部です。
前回、コードが3和音の音楽を単純に4和音にしてみました。それだけで曲の雰囲気が変わるのですが、1音増えたことによる弊害もあります。
それがディソナンスです。特に♭9と呼ばれる短九度(半音13個分の間隔)は、不協和音に感じやすいです。
その場合の対処法は主に5つあります。
1、あえて残す
不協和音のままで残すのも1つの方法です。
2、そこだけ4和音にせず、3和音のままにする。
音の広がりが失われますが簡単な方法です。
3、コードをメロディよりも高い位置にする。
♭9の間隔が良くないので間隔を狭める方法です。
4、メロディを変える。
メロディを変えるのは最後の手段ですが、間隔が変わるので有効です。
5、コードの種類を変える。
単にセブンスコードにするのではなくシックスコードを選択する方法です。
ここは説明がいるので画像を使って説明します。
最初の曲の3小節目を抜き出してみました。
左のようにF△7では♭9(短九度)の間隔を作ってしまいます。右のようにF6コードに変えると回避できます。
まとめ
ディソナンス(不協和音)を回避しよう。
次回予告
作曲の勉強したら報告する。
期限
2021年9月19日07:59:59
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。あなたがいつでもあなたらしく活躍できますように。