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【作曲勉強メモ136】ナチュラルマイナーでのセカンダリードミナントのアヴェイラブルテンション(Ⅵに対して)

もう一度作曲の勉強をしているerikoです。

今日はナチュラルマイナーでのセカンダリードミナントのアヴェイラブルテンション(Ⅵに対して)について


単語を1つずつ解説していきます。

「ナチュラルマイナー」というのは半音が2ー1ー2ー2-1ー2ー2個ずつの間隔というマイナースケールの基本に忠実なスケールです。矯正とかは無し。

「セカンダリードミナント」というのは、直訳すると「派生的な支配」で、音楽的に言うと完全五度の間隔を持ちながらも最強のトニックには行かないコードのことを指します。

「テンション」というのは、ルートからオクターブ以上離れた音で緊張感があります。

「アヴェイラブルテンション」というのは、テンションの中でも使用可能なテンションのことです。

「Ⅵに対して」というのは、例えばCマイナースケールで言うならⅠがC音、ⅡがD音なので、ⅥはA♭音のことを言います。ルートがA♭音のコードに対してという意味です。


で、何がしたいかというと

要するにA♭音がルートのコードの前に置くのに適しているテンション付きマイナーコードは何か?というのが知りたいということです。


結論としては以下の画像のような6つの選択肢があります。

ナチュラルマイナーでのセカンダリードミナントのアヴェイラブルテンション(Ⅵに対して)

青がテンションです。(♭9、9、#9、#11、♭13、13)

「Ⅴ7/♭Ⅵ」とはルートが主音から六度のコードに対して完全五度上のA♭音をルートとするドミナントコードであることを示す記号です。

「E♭7」は水色で示したコードのコード名です。


同時使用不可となっているものは同時に使用できません。(例えば♭13と13は同時には鳴らさないほうがいい)



まとめ

しばらく「○○コードの前に△△コードを置くと良いですよ」という解説が続きます。


次回予告

作曲の勉強したら報告する。

期限

2022年1月16日23:59:59

最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が少しでもあなたのお役に立てたら幸いです。あなたがいつでもあなたらしく活躍できますように。