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作詞

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言葉が溢れる、溢れて溢れてどうしようない。そんな時に書きたくなる言葉たち。それに、小説も。ちっぽけな話だから、それがいい。
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2017年8月の記事一覧

ss:お久しぶり

ss:お久しぶり

ひさびさに旧友に遭った。彼女とは会うではなく、いつも遭う。どんな時に、彼女に再会してもいつも思うのは未知との遭遇だ。なにが彼女をそうさせるのかはわからない。わかりたくもない。単純に、わたしの知己とは言い切れないなにか。友人ではなく、旧友。そんな間柄。

佐良。

大きな笑顔で彼女は不意にわたしを見つけたと、手を振り駆け寄ってきた。

たしかに、わたしは社会人で。佐良成祥と言う。だが、そのわたしの名

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しかとしか

しかとしか

然し、は案山子。

鹿とは、鹿とし。

愛別離苦

Alice✴️