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塵は積もっても ゴミにしかならない

と 言う台詞を口にしますが 昨今の解釈や意味で云う処の継続する事を否定している訳でありません
そして 勿論 全ての事を論じている訳ではありません


【塵も積もれば山となる】
元々は 大乗仏教の或る派の祖とされる龍樹による 大品 般若経 の注釈書
(龍樹は竜樹だったりします)「大智度論」が出典らしい
インドの方なのですがサンスクリット原典は現存しない様です


全100巻の94巻の一節

譬如積微塵成山 難可得移動

譬えば微塵も積みて山を成せば 移動を得るのは難きが如く


最近の日本では 継続は力 や コツコツお金を貯め大金を得る の様にポジティブな意味に使われていますが異論があります


父親が教養の無い 目先の金や欲に走り自滅した人なのですが
彼がしきりに 高校時代にバイトする様進めてきました
別段バイトをしたかった訳では有りませんし お金が欲しかった訳でも無いのですが その時にこの「塵も積もれば山となる」を引用して居た事を思い出します
その上 バイト先まで紹介し行かされましたが。。。

結果 人生の中で高校時代にバイトした事を非常に後悔している事があります 身体的な事に係る事なので 別途 何処かで書こうかと思っています


話が脱線しましたね 済みません

一般的には 大乗仏教の空(くう)の立場に立ちながら肯定的に諸法実相を説いた方らしいです

元々は 戒めの言葉 で どんなに小さな悪事でも積み重なると抜け出せなくなるとと云う ネガティブな意味だった様です

こちらの意味の方がしっくり来るので どうしてもポジティブな用法に違和感を覚えるってだけのお話です


まぁ どんな言葉も どんな教育も 受け側の問題だと思います


皆さんの 明日が 良い日で ありますように (#^^#)


有難う御座います                           将来の夢のために使わせて頂きます