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【 貧困 】

( この物語は フィクションです )

貧困。。。

貧困と一言で云っても 絶対相対 立ち位置等 定義の仕方で変わってしまう
況して個々の貧困に疑義を問うのは易く 無粋と云うものだ(論文を書く訳では無い)
全てを含め 『 貧困 』 である

正義が星の数ほど有る様に 不幸も 貧困も 星の数ほど有るのだろう

豊かな国 日本 令和の時代でも貧困による飢え死にのニュースを聞く
痛ましい事だと思う そう思うのだが思うだけである 多くの人が
私も多くの中の1人だが ひとり 独語する事は出来るので 好き勝手にほざいてみようと思う

《 昭和の少年 》
いつも腹を空かしていた 家は衣食住の優先順位が他家とは少し違っていたのからである
父親の職業柄 1 住 2 食 3 衣 となる
人間が生きる上で1番必要なのは食だと言うが その食を得るために住が必要で有った これは 卵が先か鶏が先かの理論と同様であり結論は出ない

《 平成の大学生 》
将来の夢の為 大学をでる必要があり無理をして大学に通っている 奨学金を借りバイトをし 寝るためだけの部屋 3畳一間 風呂無しトイレ共同キッチン共同 9000円の部屋に住んでいる 長屋?アパート?の庭に生えているつくしも食べる 実習の道具が 数万円 服が数万円 そして実習費用が数十万円かかる そのために勉強している時間以外は全てバイトをしている

《 令和の女子高校生 》
水 ミネラルウオーターは買わない 買った事がない 勿論ジュース類も買わない彼女の水筒の中身は常に 水道水 である お菓子も買わない
処が 百金のアクセサリーなどの可愛らしいものは極稀に買うこともある 倹約し自分の欲しいモノを買うために我慢する彼女 周りから見ている分には普通の女子高生に見える さてアクセサリー贅沢品なのだろうか

上記の様な状況の場合 状況を理解しない他者から議論を吹っ掛けられたり非難されても 噛みあう事はない円鑿方枘(史記)だろう 当事者は 無視するのみである


他者に語り掛け 他者を助ける事は 過去の自分も助ける事にもなる

貴方の 明日が良い日であります様に




有難う御座います                           将来の夢のために使わせて頂きます