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Link!Like!ラブライブ!がシナリオを受け取る媒体としていかに優れているかを書く【蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ】

4月15日にアーリーアクセス版を配信開始したLink!Like!ラブライブ!というアプリのストーリーがめちゃくちゃ良かったので、少しでも広めたいという思いからこの記事を書いています。
シナリオ面は1年生,2年生の3人ずつの先輩と後輩が相互に与えあって、絆を深めるはちゃめちゃに良いお話なのですが、物量もやばいし上手くまとめられるきがしないので僕はあまり触れられない視聴体験としてのポイントについて褒めていきたいと思います。
一点言うならこのコンテンツを味わう上でラブライブ!であるという意識とVtuberかもという意識をもつ必要はないと思っています。
(シナリオの質そのものリアルタイム性を強く意識したコンテンツ展開も深く考えたいポイントではあるので誰も書かなかったら頑張って書くかもしれません。)

(追記)色々書いたんだけど今はYoutubeでだいたい見れるから見てくれ~

↓7話以降

https://www.youtube.com/results?search_query=%E7%9C%9F%E5%A4%8F%E3%81%AE%E5%90%8C%E6%99%82%E8%A6%96%E8%81%B4%E4%BC%9A


良いところ

(今のところ)シナリオを見るための作業が一切不要

「〇〇ってソシャゲのストーリーが良いって言いますけどね、もう抱えきれないですわよ。」
そうですよね、わかります。でもね奥さん!リンクラは違うんです。
今ならインストールするだけで、1話あたりおよそ1時間、公開されてるのは13話なので合計13時間のお話が見れちゃうんですよ!
なぜならそもそも今アーリーアクセスで配信視聴とストーリーしか機能がないので。
クリフハンガーもなくお話としてキリのいいところまで見れることを保証します。

クリフハンガー(英:cliffhanger または cliffhanger ending)とは作劇手法の一つで、劇中で盛り上がる場面、例えば主人公の絶体絶命のシーンや新展開をみせる場面などを迎えた段階で結末を示さないまま物語を終了とすることである。

クリフハンガー (プロット) - Wikipedia

長い?確かにそうです。でも1話あたり5個前後のパート分けがされていたり、後述の理由でかなり見やすくなっています。

分割されてて見やすい

ストーリーがフルボイス

いやそれデメリットじゃん。という声。わかります。地の文やモブ、はたまたプレイヤーキャラの発言を読まないといけないからオートも微妙、文字先に読んじゃうからボイスも飛ばすと妙に損した気持ちになるけど全部聴くのも……ってなりますよね。

決して読み上げられないあなたちゃん(プレイヤーキャラクター)のセリフ

こういうのを読まないといけない
でも蓮ノ空では違うんです。なぜなら全テキストに声がついているから。
ストーリーは基本的に会話とモノローグで進行し、地の分はありません。クラスメイトなどのモブにも声がついているのでボイスドラマ感覚でもストーリーを受け止められます。

テキストウィンドウがない

そう、全部読むからテキストウィンドウがありません。あるのは字幕です。

字幕なので画面に溶け込む


消すこともできますが、誰しも吹き替えの映画を見たことがあると思います。字幕だと全然画面の邪魔に感じないので消す必要も薄いですよね。
度々ミリシタを比較に出してしまって申し訳ないのですが、例えばミリシタにはドラマモードという機能があります。キャラクターが喋っているときにテキストウィンドウを消して没入感を増すナイスな機能なのですが、どうしてもプレイヤーキャラのセリフ部分だと表示せるを得ません。

ミリシタにあるキャラが喋ってるときはテキストウィンドウが消える機能
通常モード

前述の点を踏まえてそこらへんを解決してるのがとても良いと感じています。

セリフとセリフの間が自然

プレイヤーが"読む"という行為を想定する必要がないのでテンポ良くなめらかに進行していきます。これも地味だけど派手に快適な点。

ストーリー中も3Dモデルがリアルタイムレンダリングで動く

これ、やっぱり良いですね。立ち絵より動きがあった方がいいし、モーションもかわいいです。ここらへんはミリシタやプロセカをやってる人ならイメージしやすいかな?

シークバーがある

リンクラのストーリー、シークバーとログが一体になってるからアニメーションなのに台詞探しやすいのもいい
なんとリアルタイムレンダなのにシークバーがあります

シークバーに合わせてセリフまで出る親切設計


これ地味にめちゃくちゃすごいことだと思うんですよね。早送りや巻き戻し(死語)はセリフ単位で行われます。
ぶっちゃけ現状だとめちゃくちゃチャプターのある動画でも成立するんですが、通信容量の削減と今後の発展性やカスタマイズ性を加味するとリアルタイムレンダで進行するのは神だと思っています。

ちょっと残念ポイント

序盤は見せ場での表現が弱い

なんやかんやストーリーがあって、いよいよライブ!というシーンを3Dの一枚絵でサクっと終わらせてしまうのがちょっと残念なところ。適宜配信のあるライブで補完もできるのですが、やはり一本のシナリオ視聴としてはそのタイミングでみたいなという点があります。他にもちょこちょこ「ここは場面スチルの一枚絵で見たい!」と思うシーンがあるのですが、新しめの話数では改善されています。
劇中で披露されるライブはアプリ内ライブとして行ってストーリーとリンクするようになっていたり、補完になっていたりします。配信、ライブ、リアルライブ、ストーリーと色んな要素のリンクが増えて素晴らしいですね。

https://www.youtube.com/watch?v=WT2i9ScDkl4


要求スペックがバカ

前述したように要求スペックはバカです。

公式の推奨スペックが正気とは思えません。足切りに本気か?
ストーリーはこの一世代前のSnapdragon865でもサクサク動きます。ライブ配信は3Dモデルゴリゴリ動かしてダンスするのでまあカクつくので端末買い替えます。
ただSnapdragon835という5~6年前のフラッグシップの化石だとストーリーもカクつくので少し古い古いミドルクラスとかだと買い替え必須かも。

っていうかリンクラのために買い替えたSnapdragon8+Gen1のGalaxy S22でも4人ライブだとパワー不足を感じます。アホ。真剣蓮ノ空のことすきすきクラブのみなさんはM2のiPad買ってください。10月の配信ライブとかだと少し最適化が進んで軽くなった気がする

おわりに

最後まで読んでくれた方、斜め読みして最下部まで来た方、ありがとうございます。
いきなりシナリオ読んでくれっていうのはハードル高いと思うので、とりあえず『On your mark』という曲が最強なので聴いてください。

これは今一番好きな曲たち

それでは。


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