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[LaTex]マーク式

この記事はLaTexでセンター試験・日本留学試験のようなマーク式問題の作り方をまとめております。

マークの種類:短めな白いマーク,長めな白いマーク,細いマーク,二重マーク,灰色二重マーク
まん丸囲み数字,楕円囲み数字

それでは,これらのものの作り方(コード)を紹介していきます!

まずは,枠の大きさを設定しましょう。
\setlength{\fboxsep}{1pt}
\setlength{\fboxrule}{1pt}

次に,マークを作っていきましょう。ここでは,主に白いマーク灰色マーク二重マークの3種類を作ります。普段,目的別にそれぞれ使っています。例えば,穴埋め式なら1本線マーク,選択式なら二重マーク,1回出たことのあるなら細いマーク,などの使い方があります。

白いマーク

1. 短めな白いマーク
シンプルな四角です。ただ半角・全角によって,枠の高さが変わります。

\newcommand{\ana}[1]{\setlength{\fboxrule}{1pt}
\fcolorbox[rgb]{0, 0, 0}{1,1,1}{\mbox{ \textbf{#1} }}}

2. 長めな白いマーク
これは1のマークより少し長めな四角です。特に2文字以上を入れると,もっとわかります。また,半角・全角によって,枠の高さも変わります。

\newcommand{\banaume}[1]{\setlength{\fboxrule}{1pt} 
\fbox{\mbox{\textbf{\large{\phantom{a}#1\phantom{a}}}}}
\setlength{\fboxrule}{0.4pt}}

3.細いマーク

\newcommand{\sbanaume}[1]{\fbox{\mbox{\large{\phantom{a}#1\phantom{a}}}}}

灰色マーク

細いマークのように,1度出たことのあるマークとして使っています。細いマークの見た目でなかなかわかりにくいところがありますので,色をつけてもっとはっきりにしています。

\newcommand{\deta}[1]{\setlength{\fboxrule}{1pt}
\fcolorbox[rgb]{0, 0, 0}{0.75,0.75,0.75}{\mbox{ \textbf{#1} }}}

2重マーク

小テストにおいて,選択式の問題も設問します。そのため,2重線のマークも設定しました。1度出たことのあるものに色をつけています。

\newcommand{\aana}[1]{\setlength{\fboxrule}{0.3pt}
\fcolorbox[rgb]{0, 0, 0}{1,1,1}{\fbox{\mbox{ \textbf{#1} }}}}

\newcommand{\dana}[1]{\setlength{\fboxrule}{0.3pt}
\fcolorbox[rgb]{0, 0, 0}{0.75,0.75,0.75}{\fbox{\mbox{ \textbf{#1} }}}}

選択肢の丸の作り方

1.まん丸です。2桁まではOKですが,100からは丸に入らないようになってしまう。

\newcommand{\ctext}[1]{\raise0.2ex\hbox{\textcircled{\scriptsize{#1}}}}

2. 楕円囲み数字です。1桁しか入りません。

\newcommand{\egg}[1]{\,\raisebox{-3 pt}{
  \begin{tikzpicture}[x = 1 pt, y = 1 pt, line width = 0.6 pt, scale = 0.9]
  \draw (0,0) ellipse (4.5 and 6);\draw (0.1,0.2) node{\small\usefont{T1}{qhv}{m}{n}{#1}};\end{tikzpicture}}\,}

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