プチクリ
こんにちは!今日はものづくりをする自分が励みになった本を紹介したいと思います。同じく趣味で何かを制作している方を勇気付けてくれる1冊です。同じような初心者クリエイターさんにも劇的にオススメしたい本です!!!
表紙の 好き=才能 って言葉だけでも元気をもらえます。
2005年に発売された本ですが、2023年の今に読んでも役立つ本でした。岡田さんはたびたび過去の動画のアップデート版の動画を上げていますが、過去のものもめちゃくちゃ面白い!色あせないコンテンツを生み出していて大大尊敬しています。
オタキング岡田斗司夫の本である
いろんな肩書を持つ岡田さん。
私がはじめて知ったのは何年か前かに、YouTubeのジブリの考察を見た時からです。どういう方か知らなかったので、その深すぎる考察を耳にした時は激震が走りました。その後は面白くてさまざまな動画をしらみ潰しに見まくりました笑
プチクリって?
趣味での制作、自分の好きなことを発信したり(ブログやSNSでの発信もそうですが、人にこれって楽しいよと魅力を伝えることも含まれるみたいです)表現することがプチクリです。
本書を読んでいると「何がプチクリで何がそうじゃないか」というの考えるのがナンセンスに思えてくるぐらい、プチクリの定義は自由です。
プロって大変!自由がない-プチクリのメリット
プロの仕事となるといろんな制限もあるし、自由にやりたいことは出来ません。
本書では岡田斗司夫さんが立ち上げた制作会社(ガイナックス)がどんどんと成長していくにつれて、自由な制作が出来なくなってきた時のことが書かれていました。
制作予算も上がり、次の作品では確実に売れるものを出さないといけない状況になり、やりたいことが自由に出来なくなってきます。そして岡田斗司夫さんは会社を手放し自由を求めて他のフィールドに移ります。
何か立ち上げて、大きくなって、自由を求めて手放したり、他のことに取り組みはじめたり、その繰り返しで様々な肩書きを持っていったということでしょうか?
岡田斗司夫さんは自身をプチクリとおっしゃってますが、一般人からしてみたら結果がプチじゃないよーとつっこみたくなりましたが(笑)
表現力は才能×コントロール能力
読んでいてものすごく納得した章がありました。
表現力は才能をコントロールする力で大きくも小さくも出来るということ。
いくら大きな才能を持っていてもそれを取り扱える力が無いと、うまく表現出来ません。
才能が小さくても、きちんとコントロール出来ていれば、表現力は上がります。
表現力=才能×コントロール力
という掛け算が成立しているんですね。
ありあまる才能は邪魔になる
平凡な主婦である私ですが、小さな才能をコントロール力を出来るだけ大きくして、表現力を上げていきたいものです。
クリエイティブには前向きな気持ちが大切である
追い詰められてもいいものは作れない。
わたしは社会経験がほぼ皆無で、職業クリエイターという方と出会うと羨望の眼差しが止まらなくなります。
プロってかっこいい。日々ストイックに鍛錬を重ねているというイメージです。
最近自分制作しているハンドメイドのジャンルの界隈の作家さんを見ていると思うことがあります。本職があり、ハンドメイドは趣味で副業としてされている方ですが、制作時間が少ないにも関わらず、とても楽しそうでその上成果も出している人が少なくないなと。
わたしはハンドメイド1本でやっていて、時間はあるのに、気持ちの余裕がなくなくて、気が滅入っていることが多いです。
だからプロを目指すと頑なに思わないで、今はプチでいいじゃない。
むしろプチだから楽しく長く続けていけるんだ。
と思って肩の力を抜いていきたいなと思ってます。
自由にしなやかにクリエイティブにいきましょう
今回この本を読んで改めて岡田斗司夫さん好きだって思いました。
2023年の制作活動の指針を決めるきっかけになりました。
やりたいと思ったことを気負わずに軽い気持ちで行動したいなと思わせてくれました。心からありがとうと言いたいです。
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