閉ざされた世界とその敵

AI絵が良いか悪いかはさておき、AIが絵を出力することでなんらかの意味が生じるケースはあると思う。
マルセル・デュシャンの「泉」自体に価値はないと個人的には思うが、出品料を払った作家は誰でも出品できるという芸術の体制に一石を投じたという観点においては意味がある作品だと思う。
それと同じ…というわけではないが、上記に引用したChatGPTから出力されたlainはワイヤードの住人である我々において非常に価値のあるものである。

AI絵の良し悪しについては到底結論の出ない状況であると思うが、個人的にはAITuberのしずくのファンアートの多くがAI絵として描かれているのは興味深いし、世間の目として肯定的に捉えられていない(ような気がする)AI絵にとっては、まあ言ってしまえば良い捌け口になっているような気がする。

個人的にはAIと親和性の高いコンテンツがAIから出力されることは好みだし、続いていって欲しい試みではある。

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