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一人ランチのお供に

先日、久しぶりにタイ料理店でランチを食べました。
わざわざタイ料理をお店で食べるのは、18年前のタイ旅行ぶりかもしれない。18年て(笑)

店内は小ぢんまりとしていて、女性3人組の先客がテーブル席にいたので、私は一人でカウンター席に座りました。

アジアンテイストあふれるインテリアと、タイのお寺で流れてきそうなヒーリングミュージックで、とてもいい雰囲気。

しかし

どうしても広くはない店内では、3人の女性客の会話が嫌でも耳に入ってくる。聞き耳を立てているわけではない。

彼女たちのテーマは「子どもの中学受験」について。

聞いていておもしろい女子トークもあるが、塾の話題、お友だちの噂話、子どもの自慢話……なんだか耳障りが悪い。

「やめてくれー、タイの世界観に没頭させてくれー」
と思うけど、逃げ場がなく、店内に筒抜けの会話。(彼女たちの声が大きいわけではなく、ふつうに喋っても店内に声が聞こえる)

今月のランチメニュー「シーフードのカレー炒め」が出てきても、会話が耳に入ってきて味に集中できない。
美味しいのに、悔しい。

いやいや、このままではもったいない。

久しぶりに食べるタイ料理を存分に味わいたい!
よし、うっすら聞こえるタイ風のヒーリングミュージックに耳を傾けよう。

そう思っても、女性3人のトークは止まらない。うーー、なんか、むずむずする。
結局、追加注文したココナッツミルクを早々に飲んで、先に店を出ました。

こんなシチュエーション、ありませんか?

一人時間を作ろうと思って入った喫茶店、仮眠をとりたい休み時間、車窓を眺めていたい電車の席など。まわりの声が気になってしまう時。

逆に、私が友だちと話していて、隣の人に「煩わしい」と思われたことも絶対にあるでしょう。

(よほどマナー的に度を越してうるさいわけでなければ、)
それはタイミングが悪かった、たまたま運が悪かった、と思うしかないのだけれど。

これから一人ランチをする時にはワイヤレスイヤホンを持っていこうか、と真剣に思ったのでした。

それはそれで味気ない?

「人のふり見て我がふり直せ」

まわりの雑音も楽しむか、
まわりの雑音も気にしないほど自分に集中できる力をつけるか、
こうやってnoteのネタにするか。

いずれにせよ、自分が友だちと話して盛り上がっている会話は、まわりの人にも聞こえていることは留意しよう。


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