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輝きたい!

2022年10月8日、「ものかきキャンプ」2期第一回目の講義がスタートしました!

ものかきキャンプとは…
野口真代先生率いるライティング講座。オンラインでの講義と課題提出、質疑応答に加え、電子書籍出版を目指します。


期待と不安で迎えた10月8日は、我が家の結婚10周年の日でもありました。
 
こどもの頃、「スイートテンダイヤモンド」「ダイヤモンドは永遠の輝き…」というテレビCMがありました。結婚10年目には妻にダイヤモンドを贈りましょう、というものです。
今でもそんな風潮はあるのでしょうか?時代の違いを感じますね。
 

奥底にしまい込んだ大切なもの、ありませんか?
婚約の時に、夫からダイヤモンドのネックレスをもらいました。
婚約指輪は普段つけないだろうからネックレスの方がいい、と私が希望したのです。
が、このダイヤのネックレス、つけたのは10年間で1度だけ。着脱の際に失くしてしまうのが怖かったから。
小さいながらウン十万円したそれは、衣装ケースの奥底にしまい込まれ10年間眠り続けることになりました……

どの家にも「もったいなくて使えない」「高価なものだから特別な時だけ使おう」と、大切にしまっているものが一つや二つ、あるのではないでしょうか。
「特別な時」が割と頻繁にあるのならいいですが、実際はずっと家のどこかに眠ったまま、なんてことも。
ブランドのバッグや高級時計、上等な食器、記念にもらったプレゼントなど…それって、いつ使う?

気づいたら時代遅れ、サイズが合わない、使う機会がなくなっていた……後悔した時には、本当に宝が腐ってしまいそうです。

使わないのが一番もったいない!そう思った私は、タンスの肥やしならぬ「衣装ケースの肥やし」だったネックレスを、普段使いできる指輪にリフォームすることにしました!   
  

心の奥でずっと眠っていた夢

8月の暑い日、重い腰を上げ、神戸元町にあるジュエリーショップにリフォームの依頼に行きました。
予算は4万円ほどオーバーでしたが、この機会を逃すと一生衣装ケースの肥やしになると思ったので思いきってオーダーしました。

時を同じくして、私はもうひとつの決断をします。
それは「ものキャン」への参加を決めたこと。

8月下旬、たまたま軽い気持ちでまよ先生のものキャン無料体験会のzoom動画を見ていた私は、まよ先生の言葉で魔法にかかりました。
何もない私でも、ライティングの力で未来が変わるんじゃないか!?
心がワクワクしてきました。そして、心の奥底にしまい込んでいた想いに気づいたのです。

小学生のタイムカプセルで書いた夢は、「ものかきになる」ことでした。

漫画家や小説家になる!と言い切るのが恥ずかしくて、人に知られたくなくて、ぼんやりと「ものかき」と書いた気がします。

大人になると堅実に金融機関で働き、家事と育児に追われる日々でしたが、ドラマなどでパソコンをカタカタ仕事する作家やライターのシーンを見ては、心のどこかで「ああなりたい」とずっと憧れていました。
雑誌や地方紙のエッセイやコラム記事を読んでは、私だったらどう書くかな?と妄想していました。

心の奥底に、子どもの頃の大切な夢がずっと眠っていたのです。

自分に何ができるだろう?

何もわからなかったけど、無料体験会が終わった20分後に「えいやっ!」と、ものキャンの申し込みボタンを押していました。


自分はどうしたい?

無意識のうちに押し込めた想い、本当はこうしたいという願望、子どもの頃の小さな夢。
あなたにもありませんか?

今、忙しくて定年後の夢だから…と大切に温めている人もいるし、もう年だから、と諦めかけている人もいるかもしれません。

一度、心の奥底から取り出して、「今」自分はどうしたいか?自分に聞いてみてほしいです。
キラキラと輝く宝石のような想いを眠らせていては、もったいないから。
本当に必要のない記憶は、なくなっていくはずです。ずっと心の奥に留まっているのは、大切にしたい想いだからです。

リフォームしたネックレスは1ヵ月後、普段使いしやすい指輪に変わりました。
ぶつけても傷が気にならないように高さを抑え、ダイヤのまわりをぐるりと囲みました。10年前の私なら選ばなかったデザインです。
大切なものも、夢も、今の自分に似合うように、変えていけばいいのです。

それでも指輪が出来上がってから2週間は、傷をつけるのが怖くてつけられずにいました。出た、もったいない精神!

意を決してはめてみると、ふとした時にきらりと光って心が躍ります。日常の中にほんの少し彩りが加わりました。私もまだまだ輝きたいんだ!と思わせてくれます。
もともとズボラな性格なので、今では気にせずお風呂に入り料理をして、乳液やハンドクリームもつけています(笑)


「輝くわたしが、あたりまえ」に!

ダイヤなんて分不相応?
いいえ、ダイヤの似合う私になるのです!自分で、そう決めてしまえばいい。
どんな自分になりたいか?イメージすることはとても大切です。傷つくのが怖くて奥底に大切にしまっていても、自分もダイヤも光りません。

ものキャンに入ったけれど、私はどんな自分になりたいんだろう?

「kindle出版する!月に〇万円稼ぐ!」と、決めてしまえばいい。
でもまだ迷いながら、手探りで進んでいる状態です。

9月からものキャンの課題であるTwitterを始め、わけもわからず取り組んだら2ヵ月で0から470人のみなさんと繋がれました。
自分は何者か?わからないままWebライターと名乗ってみたら、3週間で5,577円の収益が出ました。
遅い歩みですが、ゼロから1にすることができました。


おわりに

10年眠りつづけたダイヤ、30年心の奥に隠れていた夢。同じタイミングで動き出しました。
ダイヤも磨かなければただの石。
もうすぐ40歳、無職、大病をした、子どもに手がかかる…言い訳ならいくらでもある。
それでも私はどうしたい?

ものキャンで出会った仲間と切磋琢磨して、もっと輝きたい!
今はそんな思いで日々自分自身と向き合っています。

ものキャンの卒業式は12月17日。
どんな自分に出会えるのか、楽しみです。

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