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迷ったらつけとけ?〇〇さんに、違和感

最近、「さん」をつける風潮があるのでしょうか?

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ミスターチルドレンさんの音楽が好きです

テレビの会話やインタビュー・YouTubeの発信などで、社名・グループ名・バンド名等にわざわざ「さん」をつけているのが多い気がします。
「ミスターチルドレンの桜井さん」なら、わかるんですよ。

つけて悪いことはないかもしれませんが、多用しすぎると言葉の流れが悪く聞きづらく感じます。

だいたいが良い情報を伝えるときに使っているので、尊敬の気持ちを込めて「さん」をつけよう、ということなのか?
他の文脈から良い情報を言っているのはわかるので、社名やグループ名に「さん」をつけなくても……と、感じるのは私だけでしょうか。

社名に「さん」をつけるのは、会社を擬人化した尊敬表現としてビジネスシーンではよく見られると思います。

会社間の交流で
「Panasonicさんの洗濯機最新モデルが好調ですね~」とか
「●●工業さんに、納期を延ばしていただいたおかげで本当に助かりました」とか。

個人の感覚の差?

昔はこんなに何にでも「さん」をつけていなかったような気がします。
YouTubeやTwitterなどSNSで個人が動画で発信するツールが確立され、
えらそうな発言に聞こえないように気をつけたり、
必要以上に企業を意識して発言しているのかな、と推測します。

YouTubeで、
夏目漱石さんは●●で…」を連発している人がいました。
過去の著名人・歴史上の人物に「さん」をつけるのは……どうでしょうか。
知り合いですか?と、逆に夏目漱石が身近に感じましたが(笑)

ニュースの情報コーナーで、地域限定10%ポイント還元のしくみについて紹介されていて、「10%還元は大きいが利益は出るのですか?」という質問に対してお店のオーナーが
大阪府さんから補助があるので、その点は大丈夫です」と答えていました。

大阪府さん。
将軍さんとか、お奉行さんのノリ?
ここが石川県のお店だったら、「石川県さん」とは言わないよな。
「石川さん」と言えば、もはや誰だよ!とツッコミたくなりますね。

いたるところに「さん」がついてる


パン屋さん、本屋さん、塗装屋さん、保険屋さん、郵便屋さん……
ネコさん、イヌさん、あちらさん・そちらさん。
幼稚園では「こあら組さん」と言ってたな!

花屋、というより
花屋さん、というと親しみがある、身近な、丁寧な、といったイメージで使い分けている感じ…かな。やはり個人差も大きくなりそうです。


近くに厄除けで有名なお寺(寺だけど厄神)があり、手前の道路に
やくじんさん筋」という名前がついています。

初めて標識を見た長女は、
「なんでやくじんに、さんをつけるんだよ!」と、ツッコんでいました。
私は変だと感じませんでしたが、長女はなぜ「さん」がついているのか、疑問に感じたようです。

私は子どもの頃から えびすさん(えべっさん)、おいなりさん、弁天さん…と言ったり聞いたりしてきたので、そういうものだと理解していましたが。

もはや個人がどこまで受け入れているかで、どこに「さん」をつけるかは自由な気もしてきました(笑)


食べものにも

これは地域差、方言の話になるかと思いますが、
食べものにも「さん」をつけることがあります。(関西だけ?)

おいもさん(主にさつまいも)
おまめさん(商品名にもなってますね)
おとふさん(お豆腐) 
おかゆさん(お粥) など。

……うん、もう何につけてもOKな気がしてきました!?

でもおキュウリさん、おトマトさん、は言わないので、一定の法則がありそうです。

まとめ


気になって書いてみましたが、全然まとまらない。むしろとっ散らかってしまいました。
日本人はあらゆるものに「さん」をつけて、尊敬や好意を表したり、より身近に感じるようにしてきたのですね。外国語には訳しきれない、日本人ならではのニュアンスがあると思います。

(※思いつくことを書いた雑記ですので、正しい説はググってくださいね)

さて、そろそろクラウドワークスさんとランサーズさんの案件に、応募してみようかな。

……やっぱり、違和感があります!









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