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アルピーヌ・ルノーA442B製作記 Start

さぁさぁ、遂に、ホビーショーで、馬鹿みたいに買い込んでしまったプラモを組み立てていくが、今回からは、1978年大会のウィナー、アルピーヌ・ルノーA442Bを作っていこうと思う。このマシンは一見すると、窓ガラスが有る様に見えるが、実は存在しない。エンジンも、確か、当時まだ技術が発展途上の、2リッターV6ターボ・ゴルディーニ・チューンエンジン。トランスミッションも確か、ヒューランドのTL200-5speedという5速ミッションと、オーソドックスな組み合わせである。この時代の同期組には、童夢零-RLがいる。ちなみに、今みたいな、パワステなりABSなりといったもんは着いてない。そして説明書を開けた瞬間に俺は、とんでもない事に気付かされた。それは「マブチRE-260」というモーターが、手元に無いという事だ。こうなってしまった以上はどうする事も出来ないので、「モーターライズキットの皮を被った展示用」として組み立てる方針で行く事にした。FA-130モーターなら腐るほどあるのだが…RE-260モーターは、そもそもの話、手元に無いどころか、メーカーが作ってるかどうかすら不明の為、どうしようも無いのだ。というよりやろうと思えばやれるのだが、何せ40年前のやつの為、ぶつかった時の保証が出来ないというリスクがあるから敢えて回避する目的で、上記の様な事をするのだ。でも説明書見た時に操舵可能か、直進オンリーか選べると書いてあってが即決で後者を選択した。理由は余計なパーツをつけたくないからだ。それと操舵可能にするとなんかあった際にパーツが終わってしまう可能性がある為、それを回避したいからだ。そして俺は、ホビーショーの時に、相棒に「これ、俺がアイツとまだ付き合ってたら多分フルボッコにされるなwww命だけは、まぁだ何とかなるが、肝心な模型も危険な目に会いそうで怖ぇわwww」と話すと「そうだなwww」と爆笑していた。事実、俺は、元カノに1度だけプラモを破壊されかけている。それは確か、相棒の家行った時に、元カノが「輝くん?ねぇコレ粉砕していい?」とサラッと言ったので俺は「やめて。これガチで手に入らないやつだから。」と止めたくらいだ。当時も当時でやってたからな〜。かける金額がシャレにならん位だったからな〜、でも元カノには「最近はマジでやる時間が無い。」と言ったこともある。確かに当時は、色々あって、忙殺されまくって、まともに箱すら触ってなかったくらいだしな。でも別れてから、言い方は悪いけど、「趣味に費やして没頭する時間が増えた」というのもあって、コロナ禍でまともに動けない時に組み立てたりもしていた。かれこれまともにプラモを作るのが3年ぶりくらいだから自信ない。でも思いっきり楽しもうかと思う。

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