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むらログ

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2019年11月の記事一覧

学会の発表はツイートできます

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか? さて、先週末は日本語教師チャットが行われ、少なくとも92名の方が600程度の投稿をして「日本語教師に必要な能力とは」というトピックを巡って意見交換を行いました。ご参加くださった皆様ありがとうございます。 この週末は同時に、島根県の松江で日本語教育学会の大会があり、僕は例によって島根まで行けなかったので参加できず、ライブ配信もなかったので、日本語教師チャットが終わった直後に「#日本語教育学会大会」という大

個人面談のすすめ

冒険家の皆さん、今日も焚き火のそばで相棒と冒険のプランを考えていますか? さて、昨年末に「むらログ: アナログは冷たく、デジタルはあたたかい」という記事を書きました。ここでは、学習者のデータを学習管理システムなどでデジタル化しておくと、1クリックで個人のデータを見ることができるので、個人面談などの時に非常に便利であるということを書きました。また、 Skype や Google ハングアウトやZoomなどのようなテレビ電話などを使えば、一対一の個人面談も簡単にできるようになっ

空っぽの頭と企画力

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか? 僕はあまり自分の企画力に自信があったわけでもなかったのですが、30代の時に当時の上司から「君は企画力があるね」と言われて、びっくりしたことがあります。実は似たようなことをその後も何度か言われて、確かに言われてみると、少なくとも好き嫌いとしては、あまり例がないようなことをやるのが好きな傾向はあるかもしれません。 また、最近は時々「村上さんはどうしてそんなに企画力があるのですか」と聞かれることも経験するよう

「教師研修はオンラインでの学び方一択で」は「ライブ配信せよ」と表裏一体

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか? さて、2018年03月22日の「むらログ」の記事で、 教師研修はオンラインでの学び方だけにしないかという提案をしました。 僕のブログをいつも読んでいる方にはあまり誤解はないだろうと思うのですが、この記事だけ読むと、他の教師研修をしている方の意義を否定しているように見えるかもしれないので、補足しておきます。 まず、基本的に僕は、多くの教師研修は非常に価値のあるものだと思っています。しかし、価値のあるものだ

slackを簡単なLMSとして使うために

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか? さて、最近は教師研修などの参加者のためのオンラインコミュニティとして、Slackをよく使っています。メールよりも迅速なコミュニケーションが可能なメッセンジャー系のツールにしたかったということと、Facebookなどを使う場合は個人情報を共有しないようにするにはちょっと設定が初心者向きではなかったりするからです。 先週終了した「行動中心アプローチによる日本語教師研修」でも同じようにSlackをオンラインコ

会議室に集まるな

冒険家の皆さん、今日もラクダに揺られて灼熱の砂漠を横断していますか? さて、今日はちょっと驚いたことがあるので共有します。 ある会社内で僕をゲストに話を聞きたいというので調整していて発覚したのですが、ある種の人々の中には、オフィスの自分の席から直接ズームにつながるよりも、会議室に集まって、かしこまって厳かにゲストの話を聞く方が礼儀正しいと感じている人がいるようです。自分の席から直接つながるなんて「けしからん」のだそうです。 はっきり言って間違いです。というか迷惑。 外

教育機関もKindleを利用することを検討してみませんか

冒険家の皆さん、今日も七王国に仕えるメイスターになるために、知識の城「シタデル」へと旅していますか? さて、先日カンボジアの佐久間司朗さんが「日本語教育機関で、学習環境を整えるために予算があったら何を買うべきか」という質問をツイッターで投稿されていて、僕が学習者が使うためのキンドルをおすすめしたところ、別の方からクレジットカードを登録しなくても使えるのかという質問をいただきました。前にも同じことを質問されたことがあるので、今日はこの件について触れておきたいと思います。 た