ぶん。すぐ忘れること。

　夜勤中です。挨拶かな？
　実は昨日も夜勤明けで寝て起きてゲームしてました．何か書こうと思ってたけどニィロウちゃんの育成素材を無心で集めてました。まだ足りない。
　さて、今から書こうとすることは昨日の思いついたアレそれなのか。アレとは、それとは。全く思い出せない。
　「こ、これは日記にして書けるぞ！」と意気込んでたのは覚えてる。自分の好きな分野かつ、色んな意見があること、そしてこういうチラシの裏側に書いとくにちょうど良い内容だったはず。だけどエモーショナルな所しか覚えてない。最近これが多すぎる。
　モノの置き場所や昨日食べた事、人間は色々と忘れる。もちろん昨日の明けでボロボロの体に色々な憐憫な視線を感じてはいたけど寝て起きてゲームしたら忘れた。書いてる時点で覚えてるじゃん。
　そんなこんなで齢30近く、物忘れなんて人間に付き纏う事柄の一つであるが、こうも小骨の抜けない気持ちだと気分が沈んでしまう。本当に大事なことを忘れたんじゃ無いか、と。
　まぁ先輩もよく「忘れるなら大したことじゃ無い」と言って俺の仕事放棄を見過ごしてくれるが、言いたいことは山ほどあるんだろうな。

　トイレへと出てこられる人。場所も分からず、流し方も分からず手洗い場の水を直接便器内へとぶち込み、その周辺をびしょびしょにしている。俺はいつも「そのまま出てきて大丈夫」なんて声を掛けるが、本人の気持ちに沿った声かけでは無い。人の気持ちは推し量れない。例え認知症だからと言ってその瞬間瞬間の事は胸に刻まれる。
　俺もこの『大切だったものを忘れた感情』を忘れない様にしよう。その事を胸に今日も夜勤へと気合いを入れる。

　ダメ。１０秒前に言うたけど早速水を手で汲んでぶちかましてる。ほら！さっきもせんで、って言うだろうに！
　今日も精神修行の夜勤である。

1000文字諦めた。750文字ぐらいでサクッと読めます（終わりの文章では無いでしょこれ）