文。同人エロゲおもろい、よ。

 最近同人エロゲを遊んでる。というか社会人になってから一番コレを楽しんでる可能性もある。堂々と自分の稼いだ賃金で自分の欲を満たす。最高の瞬間の一つだ。
 まぁ、エロゲと聞いて感動出来る話だったり、超が付くほどドエロな話を思いつく人もいるかもしれない。他は「現実じゃ無理だろ!」みたいな。
 そういうごもっともな意見は求めてない。俺たちはこの液晶の向こう側にリアルが見たいわけではない。ましては自分が操作するキャラクターが、自分と同じような境遇に会い、思い悩み、無難に成長する姿なんぞゲロが吐きそうになる。
 と、つらつら書いたがエロに関しては現実身があると抜ける。これはそうなのである。リアルな質感が含まれるエロはとても性欲にエンジンをかけてくれるのだ。エロ、リアル、True。

 な~~~にを言ってんだか。ともかく、最初の一文でも書いた通りちょいちょい同人エロゲというものを触ってます。
 同人エロゲって何?みたいな人もいると思う。なんだろう、超個人が自分の超思う通りに作った、100%個人欲しかないエロゲーというか。
 エロゲと言えば、どのメーカーが製作したもので~とか、あのライターがシナリオ書いてて~など、少し齧った人なら想像するかもしれない。同人エロゲとはそんな世間の噂なんぞに左右されない、純粋すぎる作品なのだ。
 ……個人製作モノです。サークルとかで複数人で制作してることもありますが、企業とかに所属してないエロゲーを自分の中でそう呼んでいるだけです。DLSiteでもそんな感じで紹介されてたはず。

 かなりぶっこみますが、同人エロゲはめちゃくちゃに当たり外れが多いです。でも、誰かに刺さるモノは絶対にあります。だって同じ考えを持つ同志が作ったモノだから。
 例えば絵柄で決めるとします。この同人エロゲの絵はキャラクターは可愛らしいしカラフルだしポップな感じで遊びやすそう。となるかもしれません。エロさで言えばアニメ調なエロさというか、めちゃくそ濡れ濡れ、でろでろな白濁液を書くわけでもない、取り合えず出てますよ、と存在するだけのものです。これが好きな人もいます。勿論自分も好きです。
 他を覗くとモノクロで表現されてる作品もあります。モノクロの分、色合いで表現することに限りがありますが、その制限の中で表現されるエロさに惹かれる人もいます。勿論自分です。エロいぞ。
 絵が可愛かったり、リアル調だったり、カラフルだったりモノクロだったり……そんな千差万別な世界が同人エロゲです。単純な例えですまない。
 しかし、自分がそこからもう一つ突き詰めてほしいのが一つある。それは文章である。

 ゲームである以上立ち絵やスチル(一枚絵)があり、そして文字による登場人物の心情や情事での反応が存在します。その文章でプレイヤーの性欲が刺激されることは十二分にあるのです。絵柄が少し自分の嗜好とは違ったり、ボイスが無かったりしても、文章がエロいと脳内補完のしやすさは段違いです。ボイスは自分が好きな声優さん(エロゲ声優さんとか)とか当てはめればいいですからね。
 近年は音声作品が跋扈しており、多種多様な声優さんもいらっしゃいます。最近だと兎月りりむ。さんのオホ声が好きだったり、涼花みなせさんのダウナー系演技(クラスメイト作品だったかな?3作品ぐらいあるシリーズでハマった)が好きです。
 閑話休題。文章が良いと読むだけで性欲が湧きあがり、ちょっとの粗や自分と嗜好が違うけど、これはこれでありか、となる可能性がグッと高くなるんです。ストーリー展開が良かったり、しっかりボイスが付いていても情事の際の文字が少し単純だったりするだけで(なんか違う)となり萎えます。あやふやな違和感はエロにとっては特に天敵なんです。何がどう自分とそりが合わないか、それが分かれば次にしっかり繋がるからです。
 そんな感じでエッチシーンに別のライターさんを起用されてたりする同人サークルさんなんかを見るとめちゃくちゃに期待してしまう。同人という個人で収まることが出来る物事にそこまでの本気度合いで来るか、という感じで。

 にしても全うなフリをしてたのに、いきなりディープな話題をするの?という方もいらっしゃるかもしれません。おじさんが書きたいのはここからかも。
 同人エロゲというのは何度も言いますが個人で収まるものであり、別にちょっと手を抜いてもしょうがないものなんです。自分で好きに作って好きに展開していいんですから。でも、そのことが念頭にある中でストーリー性が凝ったモノや声優さんの演技が光る作品、枚数の多い立ち絵やスチルを使ってる作品も数多く見られます。それだけでも自分からすれば嬉しい限りです。最近は喘ぎ声だけでもちゃんとあると嬉しい感情に見舞われます。ありがとう、本当にありがとう。
 とあるサークルさんは立ち絵やシーン絵を頼む際に何十万とかけられてる、という話をされておられ、そこまでの熱量で作られてるのか……と驚きました。勿論ゲーム制作というのは個人で作るとは言え得手不得手があり、自分が出来ない部分はその部分が得意な人に頼むものです。でも、そんなにかかるんだなぁ、という自分の幼稚な驚きでした。
 また、音声作品を制作するうえで必要なのはプロットや台本。それらは声優さんに読ませ、そして聞いてもらった際に聞き手に映像を思い浮かばせなければならない為に読み物とは違った考え方があると思われます。声優さんの演技もそうですが、やはり良いと思ったものは場面で選び取る単語一つとっても妥協してないんだな、と感じられる程。
 最近そういった表に出にくい労力などを好きな作品群を調べるうちに目に入ったので、本当に作品1つ1つが凄い輝きと愛情を受けて作られたんだなぁと再確認したのです。

 同人エロゲ、読み物だけじゃなく、アクションとかカードゲームとかローグライクとかいっぱいあって楽しい。色んなゲームジャンルがあってエロさもある。2粒以上に美味しい、もっと食べさせて……。
 シュヴァリエ・ヒストリエや魔剣インキュバス、聖騎士リッカ、閃紅のアリエスなどのアクション、魔法少女セレスフォニアやリメインズリバース、Pray Game、深淵の探索者、ナイトメアガールズなどのRPGとか……。しっかりエロいのにめちゃくちゃ遊べるの、マジでバグってる気がする。
 何気に上記の作品群全部女性主人公で笑った。でも他の方も言われておられましたが女性主人公を直接プレイヤーの意思によってエロいことへと巻き込める、そこにまた劣情が湧くというものです。

 ポケモンやってて眠たくなったからなんか書くかー、と思って休憩がてらやってた同人エロゲの話をしたらなんか3000字書いてて笑った。まとまった文章じゃないので読みにくかったと思います。熱だけで書きました。
 直近でクリアしたのは「ヌメミコ」と「レイミィのアイテム屋さん」です。前者はRe:バイオの操作をまさかこのゲームで初めてやるとは、というのと、やはり催淫効果のある液体はエロい、という感想。後者は敵モンスターの面白エロ攻撃に笑い、まさかの上質な百合が見られて大変ハッピーでした。
 何気に何十時間とかけるゲームがそこまで存在せず、4時間とか1時間とかでサクッと終わるのも同人エロゲーの良い所なんですよね。時間が無い、忙殺された社会人にもピッタリなんです。

 煩悩にまみれてる。

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