Advanced Squad Leader (ASL) 勝利への道:戦術探究 実戦編 BROADWAY TO PROKHOROVKA: DRESS REHEARSAL (3)
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プレイが開始されました。予定通り各ユニットを左方へと移動・突撃させます。
一部のAFVはワジに入りましたが、ワジとは砂漠地帯でよく見られる涸れた河です。クルスクのステップ地形にもそういう地形がありました。
小峡谷よりも坂はなだらかで、車両もクレスト状態となることでハルダウンにできます。
第2ソ連軍ターンの終了時は以下の通り。
記録映像でよく見るように、ソ連軍は歩兵と戦車が一緒くたになって、敵地へと駆け込んでいます。
CGVP3か所(計6VP)は、しっかり確保しています。今後もこれらを最後まで維持できるかどうかが極めて重要。
ドイツ軍の戦車は、集落へと向かう大通り驀進してきたので、中迫撃砲を丘から下ろしています。
第3ソ連軍ターンの終了時は以下の通り。
敵の戦車は集落の中心街に結集し、兵員輸送車はすべて盤外へと帰らせています。
これで、ほぼほぼ盤外突破による勝利は目指していないのだろうと推測できます。余談は許しませんが。
左上では、T-70が中迫撃砲を搭載したハーフトラックへ向かい、機動の試みを強いています。ソ連軍のVP獲得(1両=0.5VP)を防ぐため、これらのハーフトラックも盤外へと逃げて行くかもしれません。それはそれで構いませんが。
もう1両のT-70は、戦線後方へ回り込んで、軽戦車砲を搭載したハーフトラックをにらんでいます。
防御射撃フェイズに敵の対戦車砲の1門が姿を見せました。最前線をゆくT-34/41を討ちとっています。もう1両も狙われています。装甲の弱い砲塔に命中すればほぼ撃破でしょう。対戦車砲に1~2両やられるのは、想定の範囲内ですが。
さて中盤にさしかかったところで、今後の方針について検討しましょう。
びっしり集落に固まったドイツ軍部隊の威勢を見るにつけ、こちらの兵が集落に食い込んで踏ん張るのは、ほぼ無理だという判断をしています。
ただし、いかにも獲るぞという姿勢だけは見せかけておきます。そうしないと敵は、CGVPを狙い始める恐れが出てくるからです。
ということで……かくなる上は、CGVP3か所の絶対堅持。そして、終盤にどうするかですが、
1. 全AFVが敵戦車に襲い掛かって少しでもVPを獲得する
2. 逆にできるだけ温存して、50以上のボーナスEVPを確保しておき、次のシナリオに追加される戦力を増やす
のどちらかに決めます。1.の場合、相当数が返り討ちに遭うでしょうが、ソ連軍のAFVの損失は相手のVPならず、逆にドイツ軍の戦車の損失はこちらのVPになるので気にしないことにします。
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