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ひとをつまむ

 燃料0%を切った我が身の置き場、訥々と鳴くワイパーと能弁な流行歌が友人といった車内生活などあればそれはそれで悠々自適、と過ごせるだろうが、(辰年の女はどこに捨てても生きていけると母が言っていた)、今の私といえば、人間の街で肺呼吸をするだけだ。ビタミンは気まぐれに摂っている。

5月も湿気てきた。これ以上悪くなることは何もないのは私も同じで知っているようで知らない街をよく知るか否かは決めかねている。何を思いすぎて変わり果てたのか自分の姿は。啜る樹液はもう見当たらない。ああ私が丸1日全部無駄にするくらいのウイスキーを少しでも気持ちよく飲めたなら鼓膜につけっぱなしの装置使って現実MV化しなくてもハッピーになれるのか?

俺、悲しい程自由な
ビッグマフドランカー

このままずっとこうしてどうしようもないまま生きていくことが嫌ではないのがたまらないほど恐ろしいことへの同意と、ツイッターで素晴らしい作品が流れてきた時のハート押下はいくらでもできる。赤子は泣くのが仕事というが、私は先述の「このまま〜〜恐ろしい」が仕事ではだめなのか?だめらしいですね社会的に?涙を堪えて震えてますいつだって永劫

眠れなくてfacebookなんてものを見てたけど、何気ない写真ひとつで割と細かに色々と思い出せる謎記憶力バンクを持っているので、一度やると脳の引き出しから思い出が消防訓練かってくらい溢れてくるし定期的にやってしまうので絶対忘れたりしないよな(絶対って言葉面白いよね)まあ愛しい過去もそうでない過去もひっぱりだして疲れてしまったので寝る努力しますじゃあねおやすみ

p.s この間結婚式の夢を見ました、ウエディングドレス着てたけど新婦ではありませんでしたくたばっちまえアーメン


走れゎナンバー
比喩で濁る水槽
それすらできない
蛹化の女
ベンガルトラとウイスキー
せっかちな人の為の簡易的な肯定
冬、頬の綻び、浮遊する祈り
スーパースター
おやすみなさい
ウエディング・ベル

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