#8 scratchでコースも入れてみる

マリオカートを作りたい長男君。scratchにたどり着き、マリオとルイジをただぐるぐるさせるというなんの変哲も無いプログラムを楽しいと思うようで、次は、コースを加えることにしました。

あらかじめ長男君が設計していたマリオカートのコースはこちら。コピーライトは、長男君ですね。

なかなかに楽しそうなコースです。さすが長男君(親バカ)

「ここは、砂利だから滑る」とか言われても、最初の方は無理ですけどねー。

まずは、ぐるぐるしているだけのマリオとルイジですから、背景にこのコースの画像をぶち込んで、コースの周りを回っている風にすれば、きっと、長男君もひと段落して、飽きて、ゲームを作ろうなどと思わないだろう、そう面倒臭がりのパパさんは思うのでした。なにせ、パパさんは、プログラムが嫌になって、いまの仕事をしているのですから。

さて、これをやるには、scratchのステージというのが役に立ちそうです。理解も調査もしないまま、パパさんは勘だけで進みます。そうです、できの良いユーザーインターフェースというものは、急いでいる素人が30秒ぐらい試してみたらできるはずなんです。MITが作ったscratchですから、それくらいのコンピューターサイエンスやメディア論の基本は抑えているに違いがありません。

というわけで、先ほどの画像を、キャノンのプリンターについているスキャナで読み込みます。先ほどのjpegができました。

それを、左下のステージのところで読み込みます。多少、画像は荒くなりますが、それっぽいコースが、できました。やー。

だいたいコースがこんな感じです。

長男君がいうには、スタートラインは下なのだそうなので、この辺りの調整を初期値の向きなどで変えます。スタートの角度は、-90度だそうです。マリオとルイジの初期のxy座標も調整します。

面倒なので、先に貼っておくとこういうことになります。

ずっとの中身ですが、ずっと一定にハンドルを切っていたのですが、そうもいかなくなったので、

・6回15度のハンドルを切って90度曲がり、
・その後少し直進して、
・そのあと6回15度のハンドルを切り90度曲がります

直進の長さを適当に調整して、楕円の半分づつを繰り返す処理にします。

マリオとルイジがいるので、音はどこで鳴らそうかなと思っていたのですが、ステージにもスクリプトが組めることがわかったので、こっちにおとは組み込むことにしました。

まあ、ちょっと、車の上下が変わってるとか変ですが、小学生レベルのものとしてはこれでいいでしょと。適当に数値を調整して、オーバルコースを回ったところで、長男君のお腹もすいてきて、今日は終わりました。

ファイルに「手元のコンピューターにダウンロード」で、画像からスクリプトから一式ダウンロードできるようなので、ダウンロードして終わりました。

ああ、疲れた。長男君、次は、何したいと言ってくるんだろうか。
アイテムとか勘弁してほしいよなあ。


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