【メタバース新規勢必見】メタバースとVRのよくある勘違い
昨今メタバースが急に話題に成り出しましたが、メタバースって何?VRと何が違うの?と言う疑問は誰もが感じた違和感だと思います。
メタバースとVRの違い
簡潔に言うならば
メタバースはインターネット上に存在する商業的視点における仮想空間の事。
VRはインターネット上に存在する仮想空間上の文化の中で生まれた仮想空間の呼び方のネットスラング。
日本における意味合いとしてはほぼ同じで、メタバースは海外造語における仮想現実空間のことを指し、VRは主に、これまで培われてきた仮想現実空間における文化の中で使われる意味合いが変化し生まれた和製英語における仮想現実空間の事です。
これを同じように扱う為ややこしくなってしまっています。
それでは何が違うのか、使われ方や使う人間が違います。主に仮想現実空間に何年も前から文化を作って来た人達はVR、仮想空間、バーチャル、電脳空間など多種多様な呼び方を行ったりします。
その後にバーチャル空間に新規参入を行ってきた主に企業などの商業的な空間を外部から言う言い方と、そこに参入する人々にとっての仮想現実空間が現在の日本における和製英語のメタバース。
となります。
メタバースというものの定義においては、オンライン上に構築された仮想空間に世界中から思い思いのアバターと呼ばれる自分の分身で参加し、相互にコミュニケーションしながら買い物やサービス内での商品の制作・販売といった経済活動を行なったり、そこをもう一つの「現実」として新たな生活を送ったりすることが想定されている空間。
VRとメタバースとVRメタバースのプラットフォーム
VR -VRChat-
これまで主な仮想空間として他に比べ長い歴史を持つVRという物の定義においては、VRChatが主に挙げられます。VRChatはアバターをアップロードすることができ、その空間で動いたり、喋ることが出来る場所の側面を持っており、日本における主なVR文化の土台を作り上げたプラットフォームと言ってもよい為、日本ではこのプラットフォームはVRであったり、他の古来よりの呼び方を行うのが正しい。空間上で何か金銭的取引を行う様なトラブルを引き起こすような可能性の在る機能やゲーム内通貨の様なシステムは現在存在しません。少なくとも日本語のメタバースにおけるプラットフォームでは無いと言う事が言えるかもしれません。
メタバース -セカンドライフ-
海外におけるメタバースとして成立している空間としては、セカンドライフ。セカンドライフではセカンドライフ空間上でゲーム内通貨での取引や、ゲーム内でユーザーが開発した機能であったり、商品の取引をする機能を有しているソーシャルサービスの様なもので有り、より海外のメタバースの思想を追求したものであると言えるため、メタバースと言えるのではないでしょうか。
VRメタバース -NEOS VR-
VRとメタバースの中間地点、VRメタバースとしては、NEOS VRという物が挙げられます。ゲーム内通貨のシステムが取り入れられ、ゲーム内開発、ソーシャルネットワーク的なコミュニティの開発をユーザーが行い開発を行ったりも出来る側面が有りそれらをゲーム内通貨として取引し、現実の通貨とも取引できる側面が有る。
どう活用したらいいのか
後からその場所を商業的に定義しようとすれば必ず元々その文化を積み上げて来た人々からの反感を買うことに成る、これらを分けてVR、VRメタバース、メタバースを分けて考えるべきだろう。