初めまして。adonisと申します。この度ファリスHEROを使用して運良く個人戦CSで優勝できたので、HEROユーザーの皆様のお役に立てればと思い記事を書いてみました。
1.自己紹介
最初に少しだけ私の遊戯王での経歴をご紹介します。
・2007年大会出場開始~2013年引退
主な使用デッキ:ダークロード、旋風BF、ゼンマイ、白黒ジャンド
・2020年HEROで復帰
(理由はデザインが特撮のようでカッコいいから!)
→CSでベスト8と優勝1回
上記の通りHERO歴1年の新米です。HERO有識者は他にもたくさんいらっしゃいますし、加えて今回の構築は一般的に出回っているテンプレートと大きく異なっています。また引退していた期間の環境変遷並びにHEROがどのようなポジションにいたかは分かりません。そんな自分がHEROを語るのは恐れ多いことですが、「こんな構築もあるのか」程度で認識をして頂ければ嬉しいです。そして生粋HEROユーザーの増加に貢献できれば最高です。(あまり増えると制限改定で目をつけられるので嫌ですが笑)
※誤解を生まないよう最初に言っておきますが、今回の内容はあくまで競技目線での話です。ファンデッキ使用者をディスる気はありません。私自身一番好きななHEROはシャイニングフレアウイングマンですが、競技という目的では話が変わってきます。
2.HEROの長所と短所
①長所
・ワンキルが容易にできる。
・M・HEROダークロウという唯一無二の妨害がある。
・サンダーボルト+羽根帚+融合HEROを構えるギミックがある。
・イラストがカッコいい。
・(パラレルレアを含めれば)構築次第ではメインデッキをすべて光らせることができる。キラキラ。
HEROの長所は何と言っても高打点の融合モンスターを複数枚展開できる所です。加えて少ない枚数からでも展開をすることができ(初動に必要な札が少ない)、自分が後攻で相手に回答となる妨害札がない=勝ちといっても過言ではないです。ワンキルに嫌悪感を示される方が時々いらっしゃいますが、競技として見た時に後攻ワンキルができることには以下の利点があります。
・相手に初手以外のリソースを用意される前に勝利できる。
・ET、ED等のLP残量が勝敗に直結する場面で有利。
「このターンでLPを削らなきゃ自分の負けなのに、このデッキのギミックじゃ攻撃力が足りない。。」なんてもやもやしてしまいますよね笑
②短所
上記のような奇襲性と爆発力がある反面、リソースに限りがあるため、恒久的にリソースを回復してくるデッキや遅延を強いてくるデッキには少し不利です。(カードパワーで勝っていてもHEROがデッキにいなくなって負けてしまうことが稀にあります。)
3.HERO関連カードの紹介
効果モンスター
≪E・HERO オネスティ・ネオス≫
≪E・HERO リキッドマン≫
≪E・HERO エアーマン≫
≪E・HERO ソリッドマン≫
≪E・HERO シャドー・ミスト≫
≪D-HERO ディアボリックガイ≫
≪D-HERO ダイナマイトガイ≫
≪D-HERO ディバインガイ≫
≪V・HERO ファリス≫
≪V・HERO ヴァイオン≫
≪V・HERO インクリース≫
融合・リンクモンスター
≪E・HERO サンライザー≫
≪E・HERO アブソルートZero≫
≪E・HERO The シャイニング≫
≪E・HERO エスクリダオ≫
≪M・HERO アシッド≫
≪M・HERO ブラスト≫
≪M・HERO ダーク・ロウ≫
≪D-HERO ディストピアガイ≫
≪D-HERO デッドリーガイ≫
≪X・HERO ワンダー・ドライバー≫
≪X・HERO クロスガイ≫
≪X・HERO ドレッドバスター≫
魔法・罠
≪融合≫
≪ヒーローアライブ≫
≪ミラクル・フュージョン≫
≪フュージョン・デステニー≫
≪マスク・チェンジ≫
4.構築の変遷
①復帰直後
②2020年4月~2020年6月
③2020年7月~2020年9月
④2020年10月~2020年12月
⑤2021年1月~2021年3月
5.4/11の構築
採用理由 ~メインデッキ~
※イメージ用※
写真1枚目
HEROのギミック関連
2枚目
上が「相手へのターン干渉」
右が「既に存在する妨害を無力化する」
左が「これから発生しようとしている妨害を無力化する」
採用理由 ~エクストラデッキ~
採用理由 ~サイドデッキ~
サイドデッキはメインデッキのコンセプト同様「相手へのターン干渉 or 制圧を捲るためのカード」のみ採用しています。しかし敵が明確な状況で引けなければ意味が無いため、例え、名称ターン1制限があっても2枚以上採用しているものが多いです。
今回採用しなかったカードと理由
6.総括(正直ここが一番見て頂きたい内容です笑)