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条件で相手を選ぼうとすると


 
よく結婚と恋愛は別
なんて言う人がいますよね。
 
 
この人は恋愛の相手としてはいいけど
結婚相手となるとちょっと・・
 
というのはよく耳にする話です。
 
 

 
つまり
 
恋愛は一時のものだけど
 
結婚は
人生を左右するものだから
いい条件の中から選びたい
 
そう考えるわけです。
 
 

 
「自分軸+自己肯定感で生きやすく」
をお手伝いする
心理セラピストのADOです。
 
 


 
確かに
効率的だとは思います。
 

 
ただ好きと言うだけで一緒になるより
 
こんなはずじゃなかった
と後悔するリスクは
減らせるかもしれないからです。
 
 

 
ただ
 
その条件ですが
 
未来もずっと変わらない保証は
ないんですよ。
 
 

 
もしかして
 
今勤めている会社が
倒産するかもしれないし
 
 
病気やけがで働けなくなる可能性も
否定できません。
 
 
 
今は美しい容姿も
年齢を重ねれば衰えていくし
 

 
性格だけは変わらない
と思うかもしれないけど
 
 
見る側の気分によって
 
優しい性格を優柔不断と感じたり
 
頼りになる性格を支配的で威圧的と
感じることがあるからです。
 
 


 
つまり
 
そういった条件というのは
不変ではないから
 

 
条件の良さで結婚した人は
 
そこが変わると
続ける理由を見失ってしまうのです。
 

 
 
それなら
続かないのも仕方がないと言えば
それまでなのですが・・
 
 



 
 
ある調査で
 
80歳を超えたご夫婦に
お相手についてどう思うか
を尋ねたところ
 

 
「相手に感謝している」
というのが大半の答えでした。
 
 

 
いろいろあったけど
 
これまで一緒にいてくれてありがとう
 

自分の傍を離れずにいてくれた
あなたはかけがえのない存在
 
という意味の回答だったそうです。
 
 

 
80歳を超えたら
誰でもそのように感じるのか
と言えば
 
そんなことはないでしょう。
 

 
条件を理由に一緒になった人には
なかなか難しいと思うのです。
 
 


 
相手に感謝するとは
 
相手の存在そのものに感謝する
ということで
 

 
どういう条件であっても
存在自体が有難いのです。
 
 
 
そういう相手に巡り合えた人は幸せ
という見方もできますが
 
 

本当は
 
相手のことをそんなふうに思える
その人が幸せなのだと思います。
 
 
 
素敵な相手を探そうとするのではなく
 

目の前にいるその人を
かけがえのない存在と思うことが
 
幸せになる条件なのです。
 
 

 
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