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ゲーミングマウスを光らせるメリットってあるのか?

 PCゲーマーは基本的に陰キャであり、一見陽キャのような眩しさを持つ人間でも、しかし熱く光る太陽に必ず発生する黒点が如く冷えたものを胸の内に秘めているものだ。約二万年前に後期旧石器時代のクロマニヨン人によって描かれたかのラスコー洞窟の壁画が、心に闇を抱える陰キャゲーマーを動物に模した形として描かれたものであるという話はあまりにも有名である。

 暗い部屋、一人で黙々とゲームをプレイする人間達。ディスプレイから吐き出される冷たい光のみが無感情に身体を照らす。そんな鬱屈とした環境において、手から鮮やかな1680万色(正確には1677万7216色)の光が零れ落ちれば、それは暗い部屋だけではなく、汚泥のように黒く淀んだプレイヤーの心を暖かく照らし浄化する光芒となるのではないだろうか。
ゲーミングマウスを光らせる、ということは、ゲーミングデバイスメーカーによってゲーマー達に指し示された希望の証、いわば聖火を灯すことと同義であったのだ。

 結論としては重くなったり無線の場合バッテリー消費が増えたりと実用性の面において全くメリットが無いのでメーカーは開発中のマウスから今すぐにでも取り外すべきである。
 
 L.E.D 照明点灯。

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