液体絆創膏
液体絆創膏ってご存知だろうか。
「えきたいばんそうこう」
そう、読んで字の如し 液体の絆創膏だ。
私は最初にこの名前を聞いたとき、
ちょっとときめいた。
「なに? あのバンドエイドが液体に?!」
絆創膏ってふつう、肌色の粘着テープに傷パッドがついたあれだから
「あんなもの一体どーやって液体にしたんだろ、科学技術ってすごいかも!」
と、メッチャSFチックな絵を想像(笑)
冬は乾燥で手指が裂けて出血し毎日絆創膏が欠かせない私は、さっそくマッハで購入した。
するとお店で渡されたのは
軟膏みたいなチューブだった。
傷口にその透明の液体を塗ると、数秒で固まり傷をふさぐという仕組み。
液体ってそーいう意味か (-_-)
で、見た目も匂いもまさに皮膚用の接着剤。
知る人ぞ知るプラモのセメダインのようなシンナーの匂いがするし付けると結構しみる ^^;
… ハズレ?
いえいえ、ところが使ってみると
これが意外に優れものだった。
なぜかと言えば、
それは第一に曲げ伸ばしが自在。
指の関節部分は普通の絆創膏だときつく巻きつけるかブカブカにしておくことになるが、コイツは塗るだけなのでお構いなし。
第二に、素手感覚で水が使える。
普通の絆創膏は水を使えば当然濡れて、乾くまでしばらく気持ち悪いが、コイツは手といっしょに拭かれて即乾く。
そして最後に最もポイント高いのが、
汚れが目立たないこと。
普通の絆創膏はご存知、朝貼ると午後には端から徐々にめくれて黒ずんでいく。
お客様から手元を至近で注目される家庭教師という仕事柄、指先の清潔感は気になるところ。
万一バンドエイドが濡れてたら生徒さんの教科書やワークも濡れてしまうかもしれない。
かと言って、頻繁に取り替えるのを前提とすると、うっかり忘れるリスクがある。
その点、液体絆創膏は実に機動性が高いのだ。
この子だって時間が経てば剥がれてくるし、
なんか人工のカサブタみたいな気もする。
文句なしの究極アイテムとはいかないが、
私にとって今のところのベストチョイスと言えるだろう。
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