音声作品の和音になる人

こんばんは。
久しぶりに書くのにこれから普通に下品な話をするので、そういうのがダメな人は読むのを控えましょう。


私の名前は
元・睡眠が寝落ちから始まりし者 です。
その殆どは結果的に寝落ちしてしまうわけじゃあ無くて、
寝落ちのための準備をして万全の体制で寝落ちしています。

例えばサブスクで見たことのある映画を流したり、
YouTubeでラジオを流したり。
そんな私が睡眠するために特に重要な素材は、音にあると最近気づきました。

丁寧な暮らしをしている方々は、寝る時は寝ることだけをしていると聞きます。布団に入り電気を消して目を瞑るだけ。
音の無い闇の中で、睡眠と正面から対峙する。
かなりカッコいいですよね。
私も昔はそうだった気がしますが、気付いたときには何かの最中に寝るという習慣が染み付いてしまい、完全に堕ちてしまったようです。
寝ることだけをしようとすると何かに無理やり意識を揺さぶられて眠気を刈り取られてしまうような、そんな感覚に陥ります。

そんな私も最近は、少しでもカッコいい睡眠に近づくべく努力をしていて、それがASMRによる睡眠導入というわけで。
私なりの寝落ちの定義は、睡眠が始まる間までに継続的な動作があるか否かです。
私の場合だと、映像を流していれば少なからず観るという動作があり、ラジオは映像こそありませんが、聞くという動作をしています。
じゃあASMRも聞いているから寝落ちになるのかというと、ASMRに関しては音があるだけで、情報を継続的に取り入れる必要は無いので、ギリギリ普通に寝る人の枠に収まるのではないかと考えています。雑音系に限りますが。

未だに寝落ちをすることはありますが、その頻度はASMRのお陰でかなり減ってます。
私は自分が寝落ちしなければ寝れない身体になってしまったと思い込んでしまっていたのですが、音がない環境で寝ることが出来ないだけの、ただの寂しん坊だったようです。

そんな尻の青い私は、あれよあれよとASMRを睡眠以外でも生活に取り入れるようになり、
ある時遂に『音声作品』に出会います。
最初の頃は有名な表舞台の声優さんのシチュエーションボイスを買って聞いたりしていましたが、どこかのタイミングで若干エロいジャンルに迷い込んでしまい、気が付いたらあっという間にスケベな音声作品ばかりの森に居ました。
スケベなシチュボでシコる界隈って…と思いつつ興味本位で試してみた結果、何となく面白くなってしまったり、途中まで頑張ったのに状況を没入しきれず俯瞰している自分に気付いてしまいダメになってしまいます。
オ○サポというジャンルに関しては、女性が「4545」とテンポに乗りながら言っていて、同じリズムで扱くように促されるのですが、例外なく集中力を欠いてそのシチュエーションの俯瞰が始まると、その声に合わせるように自分の竿を扱くおじさんが見えてきて、そのおじさんの息と女性の声が重なり合い、架空のスケベ演奏会になってしまいました。
エロ音声をポルノとして消費することは中々難しいようで、訓練が必要だと結論づけました。

では、これを睡眠導入に使ったらどうなるんだろうと思い、
エロい音声に包まれながら寝るという新しい寝落ちにチャレンジしてみましたが、
かたや耳元で女の子が一生懸命エロに身を投じているのに、自分は自分が寝ることだけを優先している酷い男だなぁという自責から申し訳なくなってしまい、いくつかのシチュエーションでトライしましたが結果的に寝られませんでした。クソガキ。

しかし、エロ音声には腹が立ちました。
金がかかってるので。それもまぁまぁ。エロ漫画より高いものもありました。エロとしても睡眠導入としても消費出来ないこの音声作品達をどうすれば良いのか考え行き着いた先は、
エロ漫画を読んでる最中の雑音としてエロ音声を流すことで、性処理の外堀でシコった時間の一部となって貰い、何となく消費したことにしてます。
誤魔化しでも、もうそうしなければ救えないので。

とはいえ1つだけ買った催眠音声というジャンルの作品だけは難し過ぎて使いようがなく、なんか疎ましくなってます。セリフの後ろで変な音が流れ続けてて、なんか変過ぎるなと思って途中で聞くのをやめてしまいました。
恐らく催眠音声というジャンルの作品のみでシコりきれたら、その時初めて認めてもらえるのだろうなと思いました。

得意なことは、得意な人がやるべきですから。
なりたい自分となれる自分、どちらも選べないこともありますから。そう言うことですから。
和音になる資格のない私にはASMRは普通の雑音が似合ってます。
グッドナイト。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?